前回はGNOME環境の標準であるgeditでしたが、今回はKDE環境の標準であるKateに関するレシピをお届けします。 Kateの利点 KateはKDE環境向けのテキストエディタで、geditとは異なる魅力を持つ優秀なテキストエディタです(図1)。本来はKDE用のアプリケーションですが、あえてGNOME環境で利用するだけの機能を備えています。筆者はEmacs/vim/Kateを気分や作業によって使い分けていますが、一般的なテキストはKateで処理することがほとんどです。 図1 Kate geditに比べると細かな点を設定することができ[1]、豊富な機能と併せて快適な入力が可能です(ちなみに前述の通り、テキストファイルはKateで処理していますので、このUbuntu Weekly Recipeの原稿もKate上で作成されています)。特に筆者が気に入っている機能は、行頭Tabで揃えら