
イランの話をしたから、もうちょいイスラムトークをつづける(なんだよ、ガールズトークみたいなこの言い方)。 この前、宮崎市定氏の「中国文明論集」を再読したのね。 中国文明論集 (岩波文庫) 作者: 宮崎市定出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1995/12/18メディア: 文庫この商品を含むブログ (7件) を見る ただ、以前は斜め読みだったのか、忘れていたこういう一説におどろいた。 もしも鎌倉期の日本における新宗教の発生と、欧州の16世紀の宗教改革との間に、たとい直接にても間接にても一脈の因果関係が存在したならば如何であろうか。而してこういう過程は単なる冗談ではないのである。それは東洋と西洋の間に、ペルシャ・イスラム世界の厳然たる存在を考慮に入れることによって、まじめに考え直さるべき問題なのである。 ええっ! 「肉食系僧侶」を宗教的に正当化し、妻帯まで認めていった法然・親鸞の鎌倉新仏教(
おそらく今日ぐらいから書店に並び始めていると思いますが、ちくま新書から「完全教祖マニュアル」が発売中です。定価777円。目次はこちらをご参照下さい。 さて、本書ですが、簡単に言うと宗教の入門書です。本書の役割はシンプルに一つ。宗教から神秘的ヴェールを剥ぎ取って、僕たちパンピーに分かるレベルまで引き摺り下ろして解説することです。これにより宗教は「めっちゃ素晴らしいもの」ではなくなりますが、同時に「無闇やたらと恐れるもの」でもなくなり、僕たちの理性で許容可能なものとなります。だって、教祖をやるには自分のやってることの意味を理解しなきゃダメですからね。 本書の具体的効能ですが、たとえば「なんで隣のおばさんは創価学会を信仰してるんだろう?」と疑問に思った場合。本書の解釈を使えば、「創価学会こわい! おばさん不気味!」ではなく、「創価学会素晴らしい! おばさん大好き!」でもなく、「創価学会を信仰する
神はなぜいるのか? (叢書コムニス 6) 作者: パスカルボイヤー,Pascal Boyer,鈴木光太郎,中村潔出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2008/03メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 185回この商品を含むブログ (17件) を見る 本書は文化人類学者パスカル・ボイヤー*1によるもので,宗教の様々な活動を認知科学,進化心理学的に解説して見せたものである.原題は「Religion Explained」*2.「説明された宗教」ということで,本書は邦題のように「神」が「存在する」理由を説明しているわけではない. 本書の出版は2001年で,デネット,ドーキンスの一連の宗教に関する著書の先駆けとなっていて,これらの本でも好意的に引用されている.私としても機会あれば読みたいと思っていたので訳出されて大変ありがたかった. さて,本書の内容であるが,基本の説明軸は,様々な宗教現象
正月は熱海でぼーっと本を読んだりネットを見たりしていたんだけど、熱海で読むのに合ってると思って本屋でこの本を買っていって読んだ。著者のブログによるとこの本結構売れてるみたい。(島田裕巳official blog - livedoor Blog(ブログ)) 日本の10大新宗教 (幻冬舎新書) 作者: 島田裕巳出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/11メディア: 新書購入: 14人 クリック: 383回この商品を含むブログ (177件) を見る なぜこの本が熱海に合ってるかというと、熱海を拠点とする世界救世教という教団が取り上げられていて、前から世界救世教についてちょっと知りたいと思っていたからだ。 熱海にはMOA美術館という美術館があって、結構いい所蔵品がある(国宝が3つあるらしい。まだ行ってないんだけど)し、能舞台とかを持っていて能を定期的にやっていたりして熱海の良い観光スポットの
フェロモンボディのボディソープを買いました。 スリミング・セルライト対策のソルト系のボディソープとしてクチコミでも割と評価... 「美白フリークの愛用する6つの日焼け止め」で触れたイプサのプロテクター・デイシェルター・ブライトビジョンをまた買いました。 ...
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