陸上自衛隊のイラク派遣の日報をめぐる問題で、16日公表された435日分の日報には、現地の厳しい治安情勢を伝える生々しい記述が多数ありました。自衛隊は「非戦闘地域」で活動するとされていましたが、現地の任務は危険と隣り合わせだった実態がわかります。 このうち、平成17年7月5日の日報には、「宿営地付近にロケット弾着弾」と書かれ、続いて「連続発生の可能性は否定できず」と記載されています。安全確認のため、午前6時から宿営地の「一斉検索」が行われ、その後のミーティングで隊員の精神的なケアを意識し、必要があればカウンセラーなどに申し出ることを指示したことが記されていました。 また、平成17年6月23日には道路脇の爆発物によって自衛隊の車両1台が被害を受けましたが、日報には「走行中、3両目右前方付近で爆発」し、フロントガラスにひびが入ったりドアがゆがんだりしたことが写真とともに記載されています。 そして
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