タグ

ブックマーク / atom11.phys.ocha.ac.jp (4)

  • 水素でヒドロキシラジカルを消去する話

    水素でヒドロキシラジカルを消去する話(2007/05/10) 脳梗塞モデルのネズミに水素を吸入させると脳梗塞の回復が促進されたという実験結果が、日医科大の大田教授らのグループによってNature Medicineに発表された。 誤解してはいけないのは、この論文が、いわゆる「水素水」を飲むと体に良い、といった俗説を補強する根拠にはならないということである。 論文には、(試験管内の実験で)水素ガスがヒロドキシルラジカルを選択的に消去することが書かれている。これは、既に知られた事実である。次に著者らの実験結果として、培養した細胞において水素ガスがヒドロキシルラジカル(・OH)を消去する効果がみられたことを報告している。さらに、脳梗塞モデルのラット(一時的に脳の血流を止めた後、再度血流を復活させる。これによって脳組織がダメージを受け、血流再開後はダメージによって発生した活性酸素がさらにダメージ

    mobanama
    mobanama 2008/11/06
    "物質の効果を根拠にした話をする場合は、存在量の違いを無視するというのはゴマカシである。しかし、そういうゴマカシは、多くの健康食品の宣伝などでよく登場する"げに。「毒は薬なり」(パラケルスス)
  • 「還元水」と呼ぶのはもう止めにしないか

    「還元水」と呼ぶのはもう止めにしないか(2005/02/02) 2005/01/20ー2005/01/21に東京で行われた、日化学会コロイドおよび界面化学部会第22回コロイド・界面技術シンポジウムに参加してきた。水関係の収穫は、東京大学大学院新領域創成科学研究科の宮有正教授の講演を聴いたことである。宮教授の発表内容をまとめる。結論を先に言っておくと、宮教授の研究そのものは、きわめてまっとうな科学として進んでいるということがわかった。 宮教授が研究を始めたきっかけは、「万病に効く奇跡の水」の話と、その原因物質が「活性水素」であるという話をきいたことによる。その後、九州大農学部の白畑教授の、微小な金属クラスターが原子状態の水素を吸蔵しており、これが活性酸素消去の原因物質である、という説を検討し、実際に粒径2 nmの白金ナノ粒子を作って、活性酸素消去能を試してみたというものである。

    mobanama
    mobanama 2008/11/06
    "ナノ粒子のリスクに関する情報は産総研に集中している。環境ホルモン濫訴事件の傍聴に行った時、終了後のディスカッションで中西準子氏が1990年半ばから海外文献調査を継続して行っている旨述べておられた"
  • よくある質問

    Q. 電子レンジで水が暖まるのはなぜですか?水分子の振動波長と電子レンジのマイクロ波の波長は桁が違うんですが。 A. 確かに水分子のOH伸縮振動モードは、赤外領域にあり、電子レンジの周波数とは随分離れています。  水の電磁波に対する吸収スペクトルを測定すると、実は数GHzから遠赤外領域(THz)にわたる巨大な吸収ピークが存在します。これは、水分子が数十個まとまって集団的にある程度ランダムに運動 する事に起因する吸収です。振動ではありません。我々は緩和と呼んでいます。水分子がまとまって作っている電気双極子の回転緩和によるものです。  同じ周波数帯で水の複素誘電率を測定すると、ラジオ波以下では室温で約80であった実部が、THzあたりでは、5前後の値になります。水を特徴づける誘電緩和は、約25GHzにあります。これに対応して誘電損失のピークもあります。誘電損失のピークに、角周波数(周波数*2

    mobanama
    mobanama 2007/08/06
    『液体の水のクラスターサイズを決める測定法はありません。17O-NMRの線幅が使われています…言い出しっぺの松下和弘氏が誤解したのがコトの始まり』なるほど。なんでHzなのかと思ったらそういうことなのか。
  • 「水からの伝言 官能版」登場!

    「水からの伝言 官能版」登場! 2005年4月1日  水に「ありがとう」と書いたラベルを貼ると結晶がきれいになるという話を紹介して一躍有名になった「水からの伝言」であるが、このほど、官能版が出版され、論議を呼んでいる。  東京都港区にある、水文化研究所の実験室。ラベルを貼った50 mlのバイアル瓶が大量に並んでいる。中身は全て水道水。これまで、ラベルの定番は「ありがとう」「ばかやろう」「悪魔」「天使」などであった。ところが、この研究所ではそれに加えて、「いけない張人」「形状記憶合金」「毛のはえた拳銃」「尊厳」「肉の地蔵様」「発熱体」「もう一人のあなたさま」といったラベルの瓶が追加されている。その数約2000。  実はこの表現、「官能小説用語表現辞典」に掲載されているものである。ちなみに上記の表現例はすべて男性器の描写である。水で表現の善し悪しを判定できるのであれば、官能小説

    mobanama
    mobanama 2006/12/21
    『ゲッター線処理水、安全性に疑問』早乙女博士『「巨大ロボットに対しても進化を引き起こす未知のエネルギーで処理」「何が起きても不思議はない。ある意味当然」「欠陥ではなく仕様である」』そりゃそうだ(笑)
  • 1