両生類などの呼吸器系についても詳しい。 要約: 酸素濃度が絶滅と進化を支配しているという学説を紹介 お薦め度: いい線を行っています。科学ファン、恐竜ファンに。 地球の酸素濃度は変化してきた。原始大気には酸素は無かった。植物が進化し、光合成で大気に酸素が含まれるようになった。酸素濃度そしてCO2の濃度は時代によって変化している。これによる気象の変動(気温変化)も相まって、酸素濃度(とCO2濃度)は生物の絶滅と進化を左右した。以上が本書の学説です。 本書は、我々は過去も現在と大気は同じだと考えがちだ、そのため、進化を正しく解釈できないと書を初めています。 神経細胞には酸素が大切で、溺死は神経細胞に酸素が行かなくなるからだとしています。 琥珀の中の気泡には古代の大気が含まれると考えられましたが、琥珀は気密では無いことが分かりました。従って琥珀の中の気泡を分析しても太古の空気の組成は