さて、今回の参院選の結果の分析の代わりに、政界とメディアに巣食うバカ狩りを提案します 過激なんだけど、実は選挙前に用意してますた、この文章は(笑) あっしの敬愛する権丈センセはこう言う 民主主義運営コストと研究者の政策批判コストとの関係 「民主主義の運営コスト」を、ここでは、「政党が責任ある発言をし、責任ある政策を提示する社会」を築くために不可欠なコストという形で論じた。けれども、この民主主義の運営コストは政党の活動にあてはまるだけではなく、わたくしは、研究者の活動にもあてはまると考えているし、あてはめるべきだとも考えている。 この国では、研究者にとって政策批判をするコストがどうも低すぎるようなのである――他の表現をすれば、この国には、政策に対する批判の自由が過剰に保障されているようにみえる。たとえば、かつてのように年金政策をおかしな理屈で批判する研究者がいるとすれば、その批判への反批判を