ギリシャのテッサロニキにあるアリストテレス大学の研究者コンスタンチン・パパステファノゥによると、ギリシャ国内で栽培されているタバコの葉にはセシウム-137が含まれており、その放射線レベルはチェルノブイリの事故で起きたレベルの1,000倍ということである。Radiation Protection Dosimetry 123: 68-, 2007 紙巻きタバコを1日に30本喫う人は年に251マイクロシーベルトの放射線を浴びることとなり、これに対しチェルノブイリのレベルは0.199マイクロシーベルトだそうだ。 自然界から受ける放射線量に比べて喫煙による増加分は10パーセント程度に過ぎないが、喫煙者における発ガンは含まれるニコチンやタールでなく、この放射線の影響が多きのではないかと著者の結論。 このタバコの葉に含まれる放射線レベルはギリシャのものに限られるのか、他の産地でも同様なのかは、引用した記