東海道新幹線の座席数が、1323席から1319席に減少します。車いすスペースを拡大するためです。300系以来統一されてきたJR東海の新幹線車両の定員が、変更されることになります。 新基準に対応 東海道新幹線の席数変更は、2020年10月に改正された、バリアフリー法に基づく移動等円滑化基準(省令)に対応するための措置です。新基準では、2021年7月以降に新たに導入する新幹線車両について、車いすスペースを増やすよう求めました。 具体的には、1001席以上の座席数の列車は車いすスペースの数を6席以上と設定。500席~1000席は4席以上、500席未満は3席以上としました。東海道新幹線を走る車両は1編成あたり1323席ですので、車いすスペースを6席以上としなければなりません。しかし、現行車両は2席しかありませんでした。 このため、JR東海は、新基準に適応する新車両を2021年4月中旬から導入すると