ちょっと古いニュースですが、九州電力は18日夏場の電力需要を抑制するため、契約電力500キロワット以上の大口顧客などに対し節電要請を行うことを明らかにしたそうです(時事ドットコム)。理由は定期検査中の玄海原発2・2号機(佐賀県玄海町)の営業運転に地元の理解が得られず再開時期が不透明な上、川内原発1号機も定期検査で停止したため。さらに代替の火力発電所で必要となる燃料(重油やLNG)調達について、7月中旬以降のめどが立っていないため。 MSN産経ニュースによると、その背景にはすでに東電・東北電・中電が今夏の需要分のLNGを大量確保があり、追加的に調達できるスポット取引量に「余分はなくなった」と見られているからだそうで。また重油の供給量を拡大すると、原油の精製工程上同時に生産されるガソリンが供給過多になるため、どこまで電力会社の需要に応じられるかは不透明とのこと。 さらに不安定な中東情勢やドイツ