情報流出について陳謝するつがる西北五広域連合の中谷委弘・病院運営局長(左)=青森県五所川原市のつがる総合病院で2020年4月21日、平家勇大撮影 新型コロナウイルスに感染した患者の電子カルテ画像が入院先の感染症指定医療機関から流出した問題で、医療機関を運営する青森県の「つがる西北五広域連合」(連合長・佐々木孝昌五所川原市長)は21日、同市内で記者会見を開き、同医療機関の看護師がスマートフォンの無料通信アプリ「LINE(ライン)」でデータを流出させていたとする内部調査の結果を発表した。【平家勇大】 同連合によると、ほかの看護師や親族など少なくとも計6人の間で画像が転送されていたことを確認。中谷委弘病院運営局長は「皆様にご心配とご迷惑をおかけしたことを心よりおわび申し上げます」と陳謝した。