謹賀新年。2018年7月で開設4年目をむかえる「アニメハック」を、今年もどうぞご愛顧ください。 数多くのアニメ作品が世に送りだされ、さまざまなトピックがあった17年。アニメファンや作り手にとって、18年はどんな1年になるのだろうか。新春特別企画として、アニメメーカーのプロデューサーたちに、昨年を振り返ってもらいながら、今年の展望を語ってもらう短期連載をスタート。第1回(※)は、1月2日から放送がはじまる「よりもい」こと、「宇宙(そら)よりも遠い場所」を手がけるKADOKAWAの田中翔プロデューサーに、自身が感じるアニメ業界の現状から、ビジネス面でもっとも大切にしていることなど、思うところを率直に語ってもらった。 ※掲載順は、原則取材を行った順 取材・構成/五所光太郎(アニメハック編集部) ――2017年は、「幼女戦記」や「ノーゲーム・ノーライフ ゼロ」など、たくさんの作品を手がけられてきま