中央競馬は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2月29日から無観客で行われている(写真は3月8日の中山競馬場のパドック) JRAは3日夜、東京都港区の本部に勤務している職員1人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。当該の職員は保健所の指示に従い、現在は自宅待機となっているという。JRAは2月29日から感染拡大防止のため「無観客競馬」で開催を行ってきており、この件に関して、安全な競馬の実施に影響を及ぼすものではないとして、今週の中央競馬(4、5日の中山、阪神開催)は予定通り実施するとした。 JRAは「感染の拡大を防止するため、所管保健所などと連携し、適切な対応を実施してまいります。今後も引き続き感染拡大の抑止ならびに、競馬関係者の安全確保に努めてまいります」とコメントした。 当該職員は先週3月28、29日の開催で阪神競馬場の調整ルームで勤務しており、接触の可能性があ