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ブックマーク / realsound.jp (21)

  • 『夏への扉』と『Arc』、いずれも大苦戦 日本の実写SF作品は求められていないのか?

    先週末の動員ランキングは、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(松竹)が土日2日間で動員12万9000人、興収1億8300万円をあげて2週連続で1位となった。6月28日までの10日間の累計動員は50万9000人、累計興収6億9934万1570円。 初週は初登場4位と奮わなかったが、地味に健闘を見せているのが先週に続いてトップ3にランクインしている『キャラクター』だ。こちらは6月28日までの17日間の累計動員が65万6758人、累計興収が9億1682万7130円。主演作として前作にあたる『花束みたいな恋をした』の大ヒット(累計興収38億円突破)は言うまでもなく、パンデミック期に入ってからの主演作としては、公開延期を経て昨年8月に公開された『糸』(最終興収22.4億円)も隠れた大ヒット。今回の『キャラクター』も10億円超えは確実で、「映画館に客を呼べる役者」としての菅田将暉神話は健在だ。 さて、先

    『夏への扉』と『Arc』、いずれも大苦戦 日本の実写SF作品は求められていないのか?
  • 若者はなぜTikTokにハマるのか? 調査で判明した「Z世代」特有の嗜好

    原田曜平『Z世代~若者はなぜインスタ・TikTokにハマるのか?~』 (光文社新書) 「TikTok、流行ってるらしいけど理由がわからん」と思っている30代以上の人は少なくないだろう。 しかし2020年にヒットした瑛人の「香水」はTikTok経由でZ世代(今の10代前半~25歳くらいの世代)に話題になり、4~5月にかけて音楽チャートにランクインするなど、マーケティング的にも無視できないものになっている。 気になる――と思っている人も少なくないだろう。 それを考えるヒントになるのがTikTok Ads Japanが今年6月に発表した「Z世代白書2020」とこれを元に書かれた原田曜平『Z世代~若者はなぜインスタ・TikTokにハマるのか?~』 (光文社新書)だ。 ポイントを3点、紹介していこう。 (1)ウソくさい広告が嫌いだからインフルエンサー未満が好き 「広告を見るのが好き」という人は広告業

    若者はなぜTikTokにハマるのか? 調査で判明した「Z世代」特有の嗜好
  • アイドルから声優へ転身ーー花谷麻妃が語る、憧れの世界で直面した苦難と仲間の大切さ「声で世界中の人を笑顔にしていきたい」

    アイドルから声優へ転身ーー花谷麻妃が語る、憧れの世界で直面した苦難と仲間の大切さ「声で世界中の人を笑顔にしていきたい」 諏訪ななか、Machico、木戸衣吹ら人気声優〜若手まで、多数の女性声優がメンバーとして参加する音楽バトルプロジェクト『IDOL舞SHOW』。同プロジェクトは、アニメ音楽シーンの第一線で活躍する音楽プロデューサー・斎藤滋、冨田明宏、木皿陽平の3名が、NO PRINCESS、三日月眼、X−UCという3ユニットをそれぞれプロデュースし、「天下旗争奪バトルロイヤル」と名付けられたレースで競い合う。 リアルサウンドでは、『IDOL舞SHOW』の各ユニットに参加する新鋭声優を3名ピックアップ。その第一弾として、2018年にアニメ『くまみこ』でデビューした花谷麻妃(X−UC/猿野さくら役)へインタビュー。アイドルから声優に転身するまでの歩み、そして『IDOL舞SHOW』の一員として過

    アイドルから声優へ転身ーー花谷麻妃が語る、憧れの世界で直面した苦難と仲間の大切さ「声で世界中の人を笑顔にしていきたい」
  • 『PUI PUI モルカー』ブレイク前夜、監督・見里朝希が語った“制作秘話” 「声優はモルモット以外の選択肢がなかった」

    1月10日ごろからTwitterでバズリ、一気に大ブレイクした『PUI PUI モルカー』。作は1月5日からテレビ東京系列「きんだーてれび」内で放送が開始された、ストップモーション(コマ撮り)アニメーションのショートシリーズである。 稿では昨年12月18日に開催された配信イベント「1月放送開始!注目のパペットアニメ『PUI PUI モルカー』と監督・見里朝希の世界」から一部を記す。ショート系の作品は長編映画や30分枠のテレビシリーズなどに比べると、事前の露出が限られてしまいがちなだけに、ブレイク前夜を窺える数少ない資料になった。 登壇したのはラッパーの宇多丸氏、監督の見里朝希氏。進行は宣伝プロデューサーの山和宏氏が務めた(宇多丸と見里が話すのは今回が初めてとのこと。ちなみに2016年の第10回TOHOシネマズ学生映画祭にて、宇多丸は「ライムスター宇多丸×学生」と題された学生実行委員と

    『PUI PUI モルカー』ブレイク前夜、監督・見里朝希が語った“制作秘話” 「声優はモルモット以外の選択肢がなかった」
    moccos_info
    moccos_info 2021/01/19
    ”人間が1つのものを集中して見ていられるのが、たった3秒って言われているらしくて、キャラクターに3秒以内に次の動きを入れたり、物語に関しても6秒以内に、次に進むような展開を入れる”
  • 中島由貴に聞く、芸歴15年のキャリアが育んだ仕事に対するプロ意識「考え方や仕事に対する姿勢もお母さんから学んだこと」

    中島由貴に聞く、芸歴15年のキャリアが育んだ仕事に対するプロ意識「考え方や仕事に対する姿勢もお母さんから学んだこと」 諏訪ななか、Machico、木戸衣吹ら人気声優〜若手まで、多数の女性声優がメンバーとして参加する音楽バトルプロジェクト『IDOL舞SHOW』。同プロジェクトは、アニメ音楽シーンの第一線で活躍する音楽プロデューサー・斎藤滋、冨田明宏、木皿陽平の3名が、NO PRINCESS、三日月眼、X−UCという3ユニットをそれぞれプロデュースし、「天下旗争奪バトルロイヤル」と名付けられたレースで競い合う。 リアルサウンドでは、『IDOL舞SHOW』の各ユニットに参加する新鋭声優を3名ピックアップ。そのラストを飾るのは、モデル、子役とキャリアを重ね、声優として『アイドルマスターシンデレラガールズ』『BanG Dream!』などのプロジェクトでも活躍する中島由貴。現在23歳という若さながら様

    中島由貴に聞く、芸歴15年のキャリアが育んだ仕事に対するプロ意識「考え方や仕事に対する姿勢もお母さんから学んだこと」
    moccos_info
    moccos_info 2021/01/03
    "『IDOL舞SHOW』の各ユニットに参加する新鋭声優" そういう括りだったか。プロセカにもいるし中島由貴のコンテンツの引きの強さ、みたいなのある
  • Roseliaに聞く、5人の“選択”が導いた結束と成長の軌跡 現体制での再出発から最新作『Wahl』までを振り返る

    Roseliaに聞く、5人の“選択”が導いた結束と成長の軌跡 現体制での再出発から最新作『Wahl』までを振り返る 今年に入ってアニメ3期に当たる『BanG Dream! 3rd Season』が放送され、3月にはスマートフォン向けゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』内に新たなバンド・Morfonicaが登場するなど、ますます個性豊かなバンドが集う大ガールズバンド時代としての魅力を増している『BanG Dream!』プロジェクト。中でも、Poppin'Partyらとともにシリーズのリアルライブも盛り上げてきたRoseliaが、2年ぶりの2ndアルバム『Wahl』を完成させた。 このアルバムは、2018年を通してメンバー交代があったバンドにとって、今の5人で初めてリリースするオリジナルアルバム。現在のメンバーでリリースしてきた楽曲や新規楽曲に加えて、過去の楽曲も現メンバーのコーラス

    Roseliaに聞く、5人の“選択”が導いた結束と成長の軌跡 現体制での再出発から最新作『Wahl』までを振り返る
  • 日本SF界の権威「星雲賞」にノミネート 『十三機兵防衛圏』はなぜ支持を集めるのか 

    2019年に発売されたヴァニラウェア開発のタイトル『十三機兵防衛圏』が、日SF界で権威ある賞とされる『星雲賞』にノミネートされた。同作はなぜこれほどの支持を集めるのか。星雲賞の概要を踏まえたうえで、システム面から『十三機兵防衛圏』の魅力へと迫っていく。ネタバレは限りなく0に近いため、未プレイの方も安心して読み進めてほしい。 ゲームカルチャーにとって縁遠い日SF界の権威『星雲賞』 星雲賞は1970年に誕生した、優秀なSF作品・SF活動をたたえる賞だ。対象となるのは前年に発表もしくは完結した作品で、日SF大会参加者の投票によって選考される。創設当初は「日長編」「日短編」「海外長編」「海外短編」「映画演劇」の5部門だったが、その後「コミック」「アート」「メディア(映画演劇が名称変更)」「ノンフィクション」「自由」の5部門が新設・改名され、9部門で競われる賞となった。 過去の受賞者・受賞

    日本SF界の権威「星雲賞」にノミネート 『十三機兵防衛圏』はなぜ支持を集めるのか 
    moccos_info
    moccos_info 2020/05/23
    “これまでにも数多くのゲーム作品がノミネートまでこぎつけたが、受賞に至った作品は2001年の『高機動幻想ガンパレードマーチ』のみ”
  • LiSA「紅蓮華」が『鬼滅の刃』とともに愛され続ける理由は? 作品そのものに寄り添う歌詞などから考察

    LiSAが歌うTVアニメ『鬼滅の刃』(TOKYO MXほか)のOPテーマ「紅蓮華」がロングヒットを記録している。配信リリースから1年以上経ったにもかかわらず、アニメ最終回の放送日から半年以上経ったにもかかわらず、だ。 LiSA『紅蓮華』(初回生産限定盤) 音源の売上やストリーミングでの再生数、SNSでのユーザーの反応などを指標としたBillboard JAPANのアニメソングチャート“Billboard JAPAN Hot Animation”(5月11日付/4月27日~5月3日集計)で、「紅蓮華」は通算19度目の首位に輝いた。19回も首位を獲得するのは史上初の快挙で、これに続くのは、18回を記録したDAOKO×米津玄師の「打上花火」(映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』主題歌)、そして17回を記録したRADWIMPSの「前前前世」(映画『君の名は。』主題歌)とのこと。つまり

    LiSA「紅蓮華」が『鬼滅の刃』とともに愛され続ける理由は? 作品そのものに寄り添う歌詞などから考察
  • 北島康介、古橋廣之進役で『いだてん』出演決定 北島「想像もしていなかったので驚きました」

    毎週日曜日に放送されている大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(NHK総合)に、北島康介が出演することが明らかとなった。 宮藤官九郎のオリジナル脚をもとにした『いだてん』は、昭和39年の東京オリンピックまでの半世紀にわたる日とオリンピックとの関わりを描くドラマ。阿部サダヲ演じる田畑政治が主役となった第二部が6月30日よりスタートした。 北島が演じるのは、“フジヤマのトビウオ”の異名をとった国民的ヒーロー、古橋廣之進。敗戦国の日は1948年ロンドンオリンピックに参加できなかったが、政治が同日程で開催した日選手権に自由形で古橋は出場。ロンドンオリンピックの金メダリストの記録を上回る世界新記録を樹立し、一躍、極貧に苦しむ日の国民的ヒーローとなった。古橋の泳ぎは国境を越えて勇気と感動を与え、アメリカの新聞は“フジヤマのトビウオ”と称賛した。 なお、北島は作が初めてのド

    北島康介、古橋廣之進役で『いだてん』出演決定 北島「想像もしていなかったので驚きました」
    moccos_info
    moccos_info 2019/10/27
    "おそらく僕が古橋先生のことを直接知っている最後の世代"
  • 三代目JSB・ELLY“1日15時間ゲームプレイ生活”を明かす 「ただ飲むだけの繋がりはなくなった」

    三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE(以下、三代目JSB)のパフォーマーであるELLY/CRAZYBOYが、9月29日放送の『激レアさんを連れてきた。』に出演。人気バトロワゲーム『フォートナイト』の“ガチプレイヤー”として、世界の舞台に出るまでのエピソードを明かした。 今回、ELLYは「大好きなゲームを、ゲーマー達に正体を隠しながらコソコソやってたのに、上手すぎて世界大会に出たことでバレちゃった人」として出演。普段は一般の激レアな人が出演する同番組だが、MCの若林正恭(オードリー)がELLYの登場に「普段と格が違う!」と驚きの声を上げ、番組がスタートした。 まずは、多忙を極める三代目JSBの活動を踏まえ、若林が「(ゲームをする)時間あったんですか?」と尋ねると、ELLYは「ライブとダンスする以外は全部ゲーム」と、自身の生活におけるゲームの割合の大きさを告

    三代目JSB・ELLY“1日15時間ゲームプレイ生活”を明かす 「ただ飲むだけの繋がりはなくなった」
  • KinKi Kids堂本光一、『FF11』を7年間プレイしていたと告白 剛「切な……恐ろしい……」

    KinKi Kidsの堂光一、堂剛が6月17日に放送されたラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)にて、「思い入れのあるゲーム」というテーマでトークを繰り広げた。 番組では、リスナーから寄せられたメールを紹介。そこには、先日『週刊ファミ通』で実施された「平成のゲーム最高の1」を決めるアンケート調査にて「クロノトリガー」が1位になったことに触れつつ、「お二人にとって思い入れのあるゲームは何ですか?」と書かれていた。 このメールを受けて光一は「意外やな。『クロノトリガー』なんだ」と同作の1位獲得に驚いた様子。「ドラクエとかファイナルファンタジーっていうのは、もう昭和になるってこと? 1作目が昭和だから、『それは昭和の作品にしましょう』みたいな感じかな?」と推察し、「だってあの社会現象的に、絶対にそっちのほうが上にきそうやん!」とイマイチ納得がいかないようだった。 ア

    KinKi Kids堂本光一、『FF11』を7年間プレイしていたと告白 剛「切な……恐ろしい……」
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    moccos_info 2019/06/21
    "でも、いまだにその音楽とか聴いたら、思い出すよね。所詮ゲーム、されどゲームというかね" ああ…それな…わかる…
  • DAOKO『私的旅行』にも提供 『アイドルマスター』シリーズ中心にTaku Inoueの手腕を分析

    12月12日にリリースを控えたDAOKOのニューアルバム『私的旅行』。世代もジャンルも横断する多彩かつ強力なプロデューサーとのコラボレーションに期待が高まる同作だが、稿で取り上げたいのは9曲中3曲に編曲として携わるTaku Inoue(井上拓)だ。井上がDAOKOのアルバムへ参加するのは、前作『THANK YOU BLUE』で「拝啓グッバイさようなら」での作編曲に続いて2作目。ほかにも、2016年には大阪の商業施設「LUCUA」のCMソングを共作しており、今年の秋にはスマートフォン向けRPG『ドラガリアロスト』のBGMでもコラボしている。 DAOKO『私的旅行』(通常盤) バンダイナムコスタジオに所属し、ゲーム音楽を中心に辣腕を奮ってきたサウンドクリエイターとして知られる井上は、今年6月末に同社を退社しフリーに。最先端のダンスミュージックを貪欲に取り込んだ独特なサウンドメイクと確かなメロ

    DAOKO『私的旅行』にも提供 『アイドルマスター』シリーズ中心にTaku Inoueの手腕を分析
  • ブシロード 木谷高明が語る、『バンドリ!』プロジェクトの軌跡と未来 「何十年も続く作品にしたい」

    株式会社ブシロード 『Bang Dream!』プロジェクト統括 木谷高明 インタビュー 2018.11.06 10:00 2015年からスタートした、ガールズバンドを題材にしたメディアミックスプロジェクト・『BanG Dream!(以下:バンドリ!)』。作の最も大きな特徴は、物語の主軸となるバンド・Poppin'Party(以下:ポピパ)のキャラクターを演じる声優自身が、実際に全ての楽曲・全てのパートを気でクオリティ高く演奏すること。ポピパだけでもすでに11枚のシングルをリリースし、幾度となくリアルライブを成功させている。 そんな同作は、2017年1月にTVアニメ化。その放送中の3月にはスマートフォン向けゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!(以下:ガルパ)』がリリースされ、同年8月にはポピパが、日のガールズバンドとして結成から史上最短での日武道館公演を開催。さらに2018年

    ブシロード 木谷高明が語る、『バンドリ!』プロジェクトの軌跡と未来 「何十年も続く作品にしたい」
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    moccos_info 2018/11/07
    ”「なんでこれ、アニメがああだったのにヒットしたの?」” 草
  • 『プリコネR』では全員で歌う曲を作ってみたい - Real Sound|リアルサウンド

    『プリンセスコネクト! Re:Dive PRICONNE CHARACTER SONG 05』インタビュー 2018.09.26 18:00 ーーあれ? では、田中先生の書いたテーマ曲ありきでBGMの方向性が定まったんですか? 田:そうです。「Lost Princess」がメインテーマとしてあるなかで、急にEDMやハリウッドサントラのような音楽が流れても違和感があると思いますので。 ーーたしかにTVCMでもお馴染みの「Lost Princess」は、一度聴いただけで耳に残るメロディが田中先生らしい、『プリコネR』を象徴するような楽曲になっています。こちらの楽曲はどういった経緯で生まれたのですか? 田:この曲は、弊社プロデューサーの木村(唯人)が「ぜひ田中先生にテーマ曲をお願いしたい」と指名でオーダーがありまして、壮大感があって王道ファンタジーに相応しい楽曲とお願いして作っていただきまし

    『プリコネR』では全員で歌う曲を作ってみたい - Real Sound|リアルサウンド
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    moccos_info 2018/10/04
    うまぴょい“もともとは「電波ソング」というオーダーだった" "「電波具合が足りない」と言われ”
  • イヤホンズ、牧野由依、TrySail、宮本佳那子……声優アーティストの“おもしろさ”感じる新作4選

    数ある新譜のなかから魅力的なアニメ音楽を紹介するこの連載。今回は声優が人(あるいはユニット)名義で歌う音楽作品、いわゆる「声優アーティスト」というテーマを軸に4作品をピックアップします。 イヤホンズ『Some Dreams』 なぜ「声優アーティスト」という切り口を選んだかというと、その様式におけるある種の究極の答えともいえるような作品が、このタイミングで登場したからです。高野麻里佳、高橋李依、長久友紀の女性声優3人によるユニット、イヤホンズの2ndアルバム『Some Dreams』。これほどまでに徹底して「声優らしさ」を打ち出しながら、音楽的にチャレンジした作品がかつてあったでしょうか。 1曲目「新次元航路」で彼女たちは海賊から女神像、果てはバスタオルやティーカップまで、3人で16ものキャラクターを演じ分けながら歌唱。只野菜摘による物語仕立てのシュールな歌詞や、クリエイター集団の月蝕會議

    イヤホンズ、牧野由依、TrySail、宮本佳那子……声優アーティストの“おもしろさ”感じる新作4選
  • OxTと考える、“遊び心がなくなった”アニソンの現状&オーイシが味わった“流行という混沌”

    アニメ『けいおん!』の音楽担当として一世を風靡し、今もなお活動範囲を広げているTom-H@ck。昨年「ようこそジャパリパークへ」で一躍脚光を浴びたオーイシマサヨシ(以下、オーイシ)。その二人によるユニットがOxTだ。新曲「GO CRY GO」はアニメ『オーバーロードⅡ』(TOKYO MXほか)のオープニングテーマで、疾走感のなかにハードなサウンドを兼ね揃えた強烈なラウドロック。二人がこの曲に込めた思いと、現在のOxTの状態、そして今のアニソンシーンをどう見ているかを聞いた。(荻原梓) オーイシとTom-H@ckの持つ「キャッチーさ」の違い Tom-H@ck(左)とオーイシマサヨシ(右)。 ーー新曲のタイトルが「GO CRY GO」だと聞いて、まず「Go EXCEED!!」(※アニメ『ダイヤのA』の主題歌、二人の初共演作)を思い出してしまったのですが、意識されましたか? Tom-H@ck:意

    OxTと考える、“遊び心がなくなった”アニソンの現状&オーイシが味わった“流行という混沌”
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    moccos_info 2018/01/26
    アニソンとはロボットアニメのOPのような曲調のものである、という空気だった時代からしたら、贅沢な話だ~
  • アニソン歌手から経営者へ 佐藤ひろ美とFaylanが語る、事務所運営のこれまでとこれから - Real Sound|リアルサウンド

    TVアニメ『創聖のアクエリオン』のリーナ・ルーン役で声優を務め、アーティストとして数々のアニメ・ゲーム主題歌を担当した佐藤ひろ美は現在、Faylan、蒼井翔太、櫻川めぐ、天野七瑠などが所属する音楽プロデュース・マネージメント企業「株式会社S」を立ち上げ、経営者としての手腕を存分に発揮している。今回は佐藤とFaylanにインタビューを行い、会社設立の経緯や、設立から10年で感じたこと、2月に佐藤の地元・大槌で開催される『三陸コネクトフェスティバル』について、じっくりと話を聞いた。(編集部) 「社長というより、どちらかというとお母さん」(Faylan) ーーまずは佐藤さんが株式会社Sを立ち上げた経緯からお話いただけますか? 佐藤ひろ美(以下、佐藤):私はもともとアニメソングやゲームソングを歌う歌手だったんですが、だんだんアニメの劇伴のディレクター業や、ライブプロデュース業等、歌手以外の仕事が増

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  • クラムボン・ミトとTWEEDEES・沖井礼二が明かす、2人の「距離」と「伝家の宝刀」

    クラムボン・ミトによる、一線で活躍するアーティストからその活動を支えるスタッフ、エンジニアまで、音楽に携わる様々な”玄人”とミトによるディープな対話を届ける対談連載『アジテーター・トークス』。第五弾となる今回は、ミトと同じベーシストで、クラムボンと同時期にCymbalsでデビュー、ともに後進のミュージシャンに多大なる影響を与え、音楽作家としても活躍しながら、現在は清浦夏実とのバンド・TWEEDEESのベーシストである沖井礼二との対談を行なった。 改めて同じ時代を歩んできた2人の出会いや、互いが意識しあっていたからこそできた“距離”と、それが一気に縮まった夜の話。さらにTWEEDEESとクラムボンの変化やミトと沖井が持つ「らしさ」の正体などに迫った。(編集部) 第一弾【クラムボン・ミト×大森靖子が考える、ポップミュージックの届け方「面白い人の球に当たりたい」】 第二弾【クラムボン・ミト×『ア

    クラムボン・ミトとTWEEDEES・沖井礼二が明かす、2人の「距離」と「伝家の宝刀」
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    moccos_info 2017/08/22
    Sinfonia! Sinfonia!!!の話が少々
  • 『君の名は。』『聲の形』『この世界の片隅に』ーー 最新アニメ映画の音楽、その傾向と問題点について

    実写映画の批評には実写映画の批評の方法があり、アニメ映画の批評にはアニメ映画の批評の方法がある。別に、どっちもやるのがいけないなんてことはないけれど、実写映画歴史やその批評体系を意識的にとらえてきた一人としては、アニメ映画の批評には迂闊に手を出そうとは思えない。そりゃあ、物語や状況を論じることはできるけど、それは厳密に言えば映画の批評ではないので。しかし、「映画音楽」に関してそれなりに一家言ある立場から、今年の夏以降に立て続けに公開された/されるいくつかの日のアニメ映画の「音楽の使い方」について、いろいろと思うところがたまってきてしまった。というわけで、ここでは「アニメ映画音楽」に焦点を絞って論考をすすめていきたい。 まず、なにはともあれ『君の名は。』である。夏前に試写で観たタイミングですっかり心を奪われ、大ヒット作になることも確信したが(もちろん、興収100億を超える国民的映画

    『君の名は。』『聲の形』『この世界の片隅に』ーー 最新アニメ映画の音楽、その傾向と問題点について
  • LiSAがジャンルを超えて支持される理由とは?  ロックとポップを自由に行き来する表現を分析

    筆者のなかでLiSAのイメージが大きく変わったきっかけは、cinema staffに対するインタビューだった。TVアニメ「進撃の巨人」後期EDテーマとして制作された「great escape」に関するインタビューで、ロックバンドがアニメソングを手がけることについて話しているとき、メンバーの口からLiSAの名前が挙がったのだ。 彼らとLiSAはともに岐阜県出身であり、インディーズ時代、cinema staffはLiSAがボーカルを取るバンドと地元のライブハウスで対バンすることも多かったという。LiSAは当時からすごく歌が上手かったし、スター性もあった。アニメソングをきっかけに有名になることは想像してなかったけど、人気が出るのはすごくよくわかる……LiSAが地元でバンド活動をしていたことすら知らなかった筆者は、彼らの言葉を聞き、“そんなバックボーンがあったのか!”と驚くと同時に“なるほど!”と

    LiSAがジャンルを超えて支持される理由とは?  ロックとポップを自由に行き来する表現を分析
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    moccos_info 2015/10/08
    アニメ・ゲームは曲のジャンルという括りを双方(発信・受け手)あまり気にしないので、幅のあるキャラクターにぴったりマッチした印象