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イヤホンズ、牧野由依、TrySail、宮本佳那子……声優アーティストの“おもしろさ”感じる新作4選
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イヤホンズ、牧野由依、TrySail、宮本佳那子……声優アーティストの“おもしろさ”感じる新作4選
数ある新譜のなかから魅力的なアニメ音楽を紹介するこの連載。今回は声優が本人(あるいはユニット)名... 数ある新譜のなかから魅力的なアニメ音楽を紹介するこの連載。今回は声優が本人(あるいはユニット)名義で歌う音楽作品、いわゆる「声優アーティスト」というテーマを軸に4作品をピックアップします。 イヤホンズ『Some Dreams』 なぜ「声優アーティスト」という切り口を選んだかというと、その様式におけるある種の究極の答えともいえるような作品が、このタイミングで登場したからです。高野麻里佳、高橋李依、長久友紀の女性声優3人によるユニット、イヤホンズの2ndアルバム『Some Dreams』。これほどまでに徹底して「声優らしさ」を打ち出しながら、音楽的にチャレンジした作品がかつてあったでしょうか。 1曲目「新次元航路」で彼女たちは海賊から女神像、果てはバスタオルやティーカップまで、3人で16ものキャラクターを演じ分けながら歌唱。只野菜摘による物語仕立てのシュールな歌詞や、クリエイター集団の月蝕會議