erlang/OTP界隈でreiaというrubyフレーバーの言語が開発されて以来、erlang/OTP上で動作する言語がいくつか開発されている(efene, LFE(Lisp Flavoured Erlang)など)。どれも、erlang/OTPの独特な機能である、並行性、動的アップグレード、対障害性などをもっと、「普通の」言語から利用したいという要求だろう。 elixirはそんな中、reiaのすぐ後に独立して開発され、reiaの後継プロジェクトに指定された歴史を持つ。 当初はreiaと同様にrubyフレーバーの言語とオブジェクトシステムを持っていたが、2011年末の0.4-devから大胆に仕様変更を行い、全く別のものとなった。 特徴 近代的なシンタックス ruby風味なので、Prologチックなerlangに比べて取っ付きやすくなっている。 強力なメタプログラミング機能 homoicon