企業ソリューション企画本部 主任 岩田真由美さん NECは7月1日、「在宅勤務」の全社拡大を発表した。NECの在宅勤務制度は、利用者が自宅に引きこもって業務を進めることが趣旨なのではなく、同社がこれまでに推進してきたテレワークの一貫という。企業ソリューション企画本部の岩田真由美主任は、NECにおけるテレワークの定義を「どこにいてもオフィスと同じように業務を遂行し、メンバーと協働できる働き方」であると紹介した。 それぞれの課題をITで解決 その実現のために、セキュリティに十分な配慮を行いながら、オフィスのフリーアドレス化や無線LANなどITインフラを充実させ、出張時などに他拠点に立ち寄った場合でも所属部署で行うのと変わりなく業務遂行できる環境を整えた。外出先からは携帯電話を活用したり、リモートアクセスでオフィス内のサーバにアクセスする。この環境をさらに自宅にまで広げたのが在宅勤務制度だ。 N