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2012年6月6日のブックマーク (3件)

  • 大澤真幸「夢よりも深い覚醒へ」書評 原子力も世界破壊への信仰|好書好日

    夢よりも深い覚醒へ 3・11後の哲学 (岩波新書 新赤版) 著者:大澤 真幸 出版社:岩波書店 ジャンル:新書・選書・ブックレット 「不可能性の時代」に起きた3・11の2つの惨事は、私たちに何を問うているのか。圧倒的な破局を内に秘めた社会を変えていくための方法とは。オリジナルな思考を続ける著者渾身の根… 夢よりも深い覚醒へ―3・11後の哲学 [著]大澤真幸 この素敵(すてき)な題名は見田宗介の言葉だという。悪夢から現実へ覚醒するのではなく、夢により深く内在することで覚醒する、という意味で使われている。三・一一の出来事は各々(おのおの)の生の中に深く沈潜し、意識無意識を総動員しながら言葉を探ることでしか、乗り超えられない。あるいはまた生き方を変えることでしか、見えない。書は、自分の中で何度も反芻(はんすう)してきた事柄を、著者の言葉で確認しながら読むという、そういうなのだと思う。 著者は

    大澤真幸「夢よりも深い覚醒へ」書評 原子力も世界破壊への信仰|好書好日
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    modem 2012/06/06
  • ALONE IN THE DARK - 春巻たべた

    孤独とは自己認識である。伴侶を持たぬことが孤独なのではない。先達に恵まれぬから、友人と交わらぬから、後進を拒むから、孤独なのではない。孤独と思うものが孤独なのだ。なまめく夜の胞衣の中で、我と我が身の無聊を託つ、そのありふれた一人酒にあって、知る人とてなく思う人とてなく、ただ我が身の孤独を思う、その価値観をこそ孤独と呼ぶ。夜の底にあって同じ空の下眠る同胞どものことを思う者は、たといただひとりの友すら持たずとも孤独ではない。 孤独にあるものたちは、なぜ孤独なのだろうか。抱えた苦悩が大きすぎるのだろうか。他人を厭う習いが、人一倍強固なのだろうか。必ずしもそうではあるまい。人は誰しもままならぬ思いを抱く。他者の息遣いを煩わしく感じる日もある。彼だけがそうであるわけがない。彼も彼の悩みも、あまたある平凡のひとつでしかない。同じ夜の底で同じく寄る辺ない心を抱えるものは星の数ほどある。しかし、そのことを

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    modem 2012/06/06
  • 僧侶派遣「5割ピンハネ」、宗派ごまかし法事も : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    葬儀で僧侶に渡す「お布施」を巡り、東京国税局などの一斉調査で判明した僧侶派遣会社や葬儀会社約10社による計約5億円の所得隠し。 各地の派遣会社に登録して働く僧侶たちは、「5割以上をピンハネされた」などと、お布施を業者に還流させる仕組みの詳細を明かす。「他宗派の僧侶を装って法事をさせられた」などの証言もあり、派遣ビジネスの不透明な実態が浮かび上がる。 「実家の寺の副住職としての収入だけではべていけない」。埼玉県内の僧侶(46)は約10年前、複数の派遣業者に登録、最近まで、仕事を続けていた。派遣業者に支払う仲介手数料は「お布施の半額」が基だったが、時には、お布施35万円のうち、25万円のキックバックを求められたこともあった。 交通費や宿泊費、費などは基的に自腹。「5割以上のピンハネはつらかった」と振り返る。節約のため、格安のビジネスホテルかカプセルホテルを選び、事はコンビニで済ませた

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    modem 2012/06/06