イー・モバイルは、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、ウィルコムという4社しか存在していなかった日本の携帯電話ビジネスに新規参入した企業。もともとはインターネットプロバイダ事業を行なっていたイー・アクセスが母体となった通信キャリアだ。イー・モバイルの特徴は、サービス開始時点では音声サービスを提供せず、PCなど向けのデータ通信サービスに焦点を当てていることで、月額5,980円という比較的低価格で、下りが7.2Mbps(理論値)の高速通信サービスを提供している。 同社が量販店などに提供している「マックス」と呼ばれるデータプランにより、販売店は、PC本体の価格を割り引いてデータカードをバンドルして販売することが可能になっている。これにより、例えば単体では当初49,800円で売られていたASUSTeK「Eee PC 4G-X」などが100円という衝撃的な価格で販売される事態となった。 今回は自社