いや、まぁ。有名どころとして「ハルヒの微笑」を考えてもらっていいのですが。 メンタル的にやられて書けなくなるのは昔から数多くサンプルが存在しますが、今は「自分のキャラや物語を好き勝手に弄くられ、望むと望まざるとに拘らず、意図しない方向でのキャラ形成/物語形成が勝手に行われてしまう」という悩みがあるようで。 作家の手の速さよりも、そりゃあネットで繋がった「無数のファンの手」の方が、拙くとも速いのは自明です。消費者の「消費の速度」が著しく上がったなんてことが言われて久しい現代ですが、作家自身による作品の育成よりも、ファン層による自由奔放な引っ張り上げ(育成ではなく)の方が圧倒的に速いおかげで、作家が気持ちの上で負けを感じてしまっている状態だと。 大御所の作家の手が遅いのはどうしようもないところがありますが、若手の作家については、ファン側の「無邪気な遊び」にいい知れぬプレッシャーを感じて潰れてし