MicrosoftはOffice XP/2003/2007で発見された、「重要」とされる脆弱性「MS10-036」について、Office XPに対しては修正パッチをリリースしないそうだ。理由は「Office XPの非常に多くの部分を再度設計し直す必要がある」ため、「修正プログラムを開発することは不可能」だからだそうだ(japan.internet.comの記事)。なお、Office XPはまだ延長サポート期間中であるため、これ以外の脆弱性に関する対策パッチについては基本的にはリリースされている。 脆弱性の修正を諦めるということが許されるのだろうか、また似たような例を知っていたら教えていただきたい。