米ロサンゼルスで開催されているマイクロソフトの開発者向けイベント「PDC09」。2日目の基調講演でトップを切って登場した,WindowsおよびWindows Liveの部門を担当するSteven Sinofsky氏は,まっさきに最新のWindows 7を予定通りに提供できたことを報告。来場者に向かって,ぜひ積極的にWindows 7向けのアプリケーションを開発してくれるようにアピールした(写真1)。 開発が順調に進んだ一因として,Sinofsky氏はベータ版やRC(Release Candidate:製品候補)版を使った全世界のユーザーから,数多くのレポートが寄せられたことを挙げた。講演では,その内容を具体的な数字を挙げて報告した。 それによると,インストール数は約810万台に上るという。寄せられたレポートの数は約173万件,接続したデバイス数は約9万1500種類,接続したプリンタは約1万