2008年3月11日のブックマーク (3件)

  • ハイフンの誤用 - 記憶の彼方へ

    校正中の原稿。来は「Jonas Mekas, 1922–」と左右スペースなして半角ダッシュを使うべきところに、左右にスペースを入れてハイフンを使っている。 欧文組版上は、人物の生年の範囲、引用した頁の範囲、時間の間、複数の人名や地名の間を表すには、左右にスペースなしで「−」(半角ダッシュ、en dash)を用いるのが基中の基であることを最近再認識した。洋書を手当たり次第に数冊チェックしてみたが、そのルールは厳格に守られていた。どのでもきちんと左右にスペースなしで「−」(半角ダッシュ、en dash)が使われていた。日語では倍角ダッシュを使うのが基ルールのようだが、日語のを手当たり次第に数冊チェックしてみた限りでは、実際には倍角ダッシュ、波ダッシュ、そしてハイフンとまちまちであった。今まで私はそういう場合に、上のように、迷いながらも結局は悪い意味でいい加減に「-」(ハイフン)

    ハイフンの誤用 - 記憶の彼方へ
    mojiura
    mojiura 2008/03/11
    「シカゴ」や「オックスフォード」がある英語組版とは違い、日本語組版は標準がなく、個々の出版社ごと(媒体ごと!?)にルールを定めているのが現状。なので「誤用」はちょっと一方的のような気がしますが……。
  • 活字の地金彫刻師に会ってきた2 - 活版岡田屋分店

    名人のお話が一通り終わると、参加者はグループに分かれて説明を聞きます。清水名人の実演を間近で見るブース、名人が彫った活字(種字という)をルーペでじっくり見るブース、種字から母型が作られる行程の説明を聞くブース、の3ブースをまわりました。 その途中で学んだこと。 名人が1文字彫るのにかかる時間は、簡単な字なら5分、画数の多い字で大きな号数だと1時間くらい。他の地金彫刻師はもっと時間がかかる。 一の種字から約3個の母型が生まれ、それぞれの母型から約5万の活字が鋳造される。 言い換えれば、名人の手はたった5分で15万の活字を生むことができる。 名人は、サンプルがあれば外国の文字でもなんでも彫れる。 名人の種字は、名人の魂がこもっているので、130万円くらいでなら売ってもいいと思ってる。 種字の地金を作っている地金屋さんは、今では日に2社くらい。 母型の作り方。鉛とスズの合金でできた種字

    活字の地金彫刻師に会ってきた2 - 活版岡田屋分店
    mojiura
    mojiura 2008/03/11
    「名人の種字は、名人の魂がこもっている」! 参考文献は、一度図書館をあたってみたい(とか言ってみるけど図書館行く時間がない)。
  • 繰り返し記号: 言葉拾い

    「人々」「堂々」などの「々」は、 しょっちゅう使っていますが、 さて、何と言うのでしょう? 「同の字点」(どうのじてん)と言うんです。 (「ノマ点」とも言われています) 長年使ってきて、初めて知りました。 「々」は漢字ではありません。繰り返し記号です。 繰り返し記号には、以下の4種類ありますが、 公文書では原則的に、「々」以外は用いられません。 ● 々 「同の字点」 漢字一字の繰り返しのとき使用。 ● 〃 「ノノ点」 表や帳票での文字・数字の繰り返しのとき使用。 ● ゝ/ゞ 「一つ点」 仮名一字の繰り返しのとき使用。 ● く/ぐ 「くの字点」 縦書きで、仮名二字以上の繰り返しのとき使用。 これらの符号は 「繰り返し符号」「反復符」「踊り字」「畳字」「かさね字」などいろいろな名前で呼ばれています。

    mojiura
    mojiura 2008/03/11
    「二の字点(ゆすり字)」は、もう出てこない。たぶんこのまま失われてしまうのだと思うと、ちょっと寂しい。参考→http://www.benricho.org/symbol/symbol.html