2008年4月1日のブックマーク (5件)

  • 真性活字中毒症状報告つづき、そして - 記憶の彼方へ

    昨日は出かけた先で実はひどい症状に見舞われて焦っていた。報告するのを躊躇った。 駅ビル内の大型書店での出来事だった。分野にも判型にも関係なく、書籍、雑誌の区別なく、どの棚の前に立っても、どのを手に取ってページを捲っても、皆同じような「顔」に見えてしまったのだった。そんなことはかつてなかった。 一見なかり凝ったように見える背や表紙や帯のでさえ、よく見ると、そしてちょっと中を覗くとみんな同じように見えてきた。その大型書店に並ぶ数十万冊のや雑誌すべてが、鈴木一誌に倣って言えば、言葉とのズレと不安にふるえているような錯覚(?)に囚われた。や雑誌が「大量生産品」であることを心底実感してしまったということか。 ここ二週間あまり、『聚珍録』を枕にして寝ている(これは比喩です。念のため。)せいに違いないと思った。 「絶対文字感と真性活字中毒者」(2008-03-14 ) 「10年前のタイポグラファ

    真性活字中毒症状報告つづき、そして - 記憶の彼方へ
    mojiura
    mojiura 2008/04/01
    結局のところ、本は工業製品なので(芸術ではないので)、すべて同じに見える、というのもしかたのないことかもしれない。でも、そこであきらめちゃ駄目なんだろうな。
  • 綾鷹(あやたか)大人の書道

    京都宇治の老舗茶舗『上林春松店』厳選の 「朝摘み茶葉*」を使用し、急須でいれるように、 茶葉を蒸らしながらゆっくりとひらかせることで、 緑茶来の香り立つ旨みを引き出しました。 あらゆるシーンに、ほっと寄り添うおいしさです。 *午前中に摘採し、基的に昼の12:00までに 工場に持ち込まれた茶葉 パッケージデザインは、「茶葉をゆっくりとひらき、 緑茶来の香りと旨みを引き出す」という綾鷹の価値 を体現。ひらいた茶葉から、 「香り」「旨み」「甘み」「渋み」がバランスよく 引き出される様子を表しています。

    綾鷹(あやたか)大人の書道
  • NHK放送文化研究所

    ことばウラ・オモテ ヤマかサンか 08.04 日の地名には、自然の地形を示す漢字を取り入れたものが多く見られます。 川はほとんどが「○○川」となるのが一般的です。池や沼、湖も同様で、地名を読むにしてもあまり迷うことはあまりありません。 ところが、山の場合は、「○○山」「○○岳」「○○嶽」などさまざまな表し方があります。 「○○山」も「○○ヤマ」であったり「○○サン」「○○ザン」であったりします(ほかに「セン・ゼン」の読みもあります)。「岳」も「ダケ・ガク」どちらか迷うことがあります。 相撲のしこ名も「サン」「ザン」両方あります。 やはり山は「山容」ということばがあるように、山の姿、形、存在感、生活との結びつきなどで呼び方が変わるのかもしれません。 手もとにあるNHKアナウンス室と放送文化研究所の合同編集の『全国市町村名の読み方』には、のべ302の「○○山」が載っていますが、「ヤ

  • 正しい漢字の表現(4) (明朝体・考)

    さいきん,井上雅靖著『牙青聯話』(書籍工房早山刊)を読んだ。この中に「沛 水部四画」という章があるのだが,漢字字形を生業とする身には気になるところである。 「沛」はサンズイに市(一+巾の4画)だが,この旁は市場の「市」(シ)とは義も違う。しかしいかにも紛らわしい。私も2月の講演で,たまたまこの文字を取り上げたばかりである。 井上氏は「沛」の意味からはじめて,この「紛らわしい」問題に入っていく。氏は4画の市(ハイ)と5画の市(シ)について,この《市》の字と前述の「市」の字は、その成り立ち、意味もまったく異なる別の字である。しかし、現在手にすることのできる一般的な辞書では、この二字は区別されていない。実に不思議なことと言わざるをえない。 と書いている。一般的な辞書が国語辞典なのか漢和辞典なのかはわからないが,漢和辞典であれば,義も画数も違うのであるから同一視するということはありえない。あ

    mojiura
    mojiura 2008/04/01
    基本的に賛成。でも、最後にユニバーサルデザインが出てくるのは飛躍しすぎと思う。いつも基本的な主旨は理解できるけど、いつも何か引っかかる。文字の議論では、こういう「詰めが甘い」のが多い気がする。
  • ウェブスター『あしながおじさん』

    Author:くるぶし(読書猿) twitter:@kurubushi_rm カテゴリ別記事一覧 新しいが出ました。 読書猿『独学大全』ダイヤモンド社 2020/9/29書籍版刊行、電子書籍10/21配信。 ISBN-13 : 978-4478108536 2021/06/02 11刷決定 累計200,000部(紙+電子) 2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子) 紀伊國屋じんぶん大賞2021 第3位 アンダー29.5人文書大賞2021 新刊部門 第1位 第2の著作です。 2017/11/20刊行、4刷まで来ました。 読書猿 (著) 『問題解決大全』 ISBN:978-4894517806 2017/12/18 電書出ました。 Kindle版・楽天Kobo版・iBooks版 韓国語版 『문제해결 대전』、繁体字版『線性VS環狀思考』も出ています。 こちらは10刷

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