カイシャ帰りの電車の中で、iPodで音楽を聴きながら携帯をいじってた。 隣の人はiPod Touchで映画を観てた。 携帯がiPodと同じになって、いま見ている画面がiPodになるってどういうことなのだろうと一瞬考えてしまったら、電話の原形を留めている携帯がなんだかいとおしくなってきた。
(第66号、通巻86号) 「君子は豹変す」と言えば、どんなことを思い浮かべるだろうか。プラス的なイメージとマイナス的イメージとの二者択一なら、大半の人がマイナス的イメージの方を選ぶのではあるまいか。 「君子」は、「聖人君子」という熟語があるように「学識、人格共に優れた徳の高い人」という意味だ。現代風に分かりやすく言い換えれば、社会的な地位が高く教養豊かな紳士、といったところか。また、「豹変」は、「性行や態度、意見などががらりと変わること」。そういう二つの語から成り立つ「君子豹変」は、立派な人が機をみて態度や考えを安易に変える、あるいは、突然、本性を現して恐ろしい人物に一変する、という否定的な意味で使われることが多い。 しかし、各種の辞書類にあたってみると、上述の用法は本来の意味とはどうも違う《注》。例えば『明鏡ことわざ成句使い方辞典』(大修館書店)の説明はこんな具合だ。「君子豹変す、という
中国の宋代の皇帝徽宗(きそう, 1082–1135)が考案した痩金体(そうきんたい)という楷書の書風がある。力強い硬い線で書かれ、キツい印象の書体である。「金属」的な印象から「痩金体」と命名されたらしい。 欲借風霜二詩帖*1 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Songhuizong.jpg 1996年に台湾に本社のあるフォント・ソフトウェア会社ダイナコムウェア(威鋒數位, DynaComware)がこの痩金体の書風をもとに漢字、仮名、ラテン文字を統一的にデザインした同名のデジタル・フォント「痩金体」を作った。 小宮山博史氏はインターネット時代の国際的な書体環境を見据えた国際的書体設計の困難と可能性を語る文脈でこのダイナコムウェアの「痩金体」に言及している。 非常に良くできた書体で、漢字は中国人が作りました。平仮名・片仮名は多分、
●たった今、NHK教育「知るを楽しむ」(テーマ:カラヤン/第2回)で、コラムニストの天野祐吉さんがおっしゃっていた。 「編集という仕事は、言葉に敏感でなくてはならない。 インタビューで、こうしてしゃべっているとき、 言いたいことが全部言葉になっているとは限らない。 だから相手が発した言葉そのものではなく、 相手が何を言わんとしているかを、表情やその他(?)から読み取って 言葉になっていない部分も言葉にするのが、編集の仕事。 そうした言葉の感覚がなければ、編集の仕事は難しい」 注)引用ではありません。きちんと聴いていなかったので……。だいたいこんなようなことだったか、と(うろ覚え)。なぜテーマが「カラヤン」(指揮者)なのにそんなお話が出てきたのか。どのような趣旨でそのようなことをおっしゃったのか不明。間違っていたらゴメンナサイ。 ※再放送は4月15日、午前5:05~5:30。放送スケジュール
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