研究室の本棚を漁っていたら、昔買ったこんな本が出てきた。 文字をよむ 作者: 池田紘一,今西祐一郎出版社/メーカー: 九州大学出版会発売日: 2002/04メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る 九州大学文学部の入門的テキストのようであるが、各国の文字、古典籍、史資料、地図、絵画資料(の中の文字)などを読む、みたいなありがちな(第二外国語やら各学科への導入っぽい)章にまざって、そもそも文字とはどんなものか、みたいな話や、普遍言語計画の話、心理学的なアプローチによる文字認識の話なども載っており、各章は短いながらも全体としてなかなかおもしろそうなテキストである。 で、この中に木俣元一氏というキリスト教美術の先生による「絵と文字のあいだ」という章があって、そろそろ携帯電話の絵文字のUnicode登録をめぐる議論の動向 - もろ式: 読書日記の活字化の話も出てき