2009年11月25日のブックマーク (2件)

  • 「まな」と「かな」 - 日本語への旅

    ハングルはむかし「諺文」(おんもん)と呼ばれていた。 卑俗な文字、という意味だそうだ。 「真名」である漢字に対してへりくだった呼び名である。 その意味では邦の「仮名」と同じ立場にあった。 もっぱら庶民や女こどもが用いる文字である。 その点では、ヒエログリフに対するデモテックにも似ている。 だから、韓ドラの王宮の場面では漢文の掛け軸しか映らない。 もうひとつの漢字圏、ベトナムにも漢字からチュノムが生まれた。 考えてみれば、漢字を受け入れた言語圏は例外なく漢字以外の文字を作り出している。 他の文字圏、たとえばローマ字圏やアラビア語圏、テーバナーガリー文字圏などでは見ることのできない現象だ。 文字そのものが意味を持ってしまった漢字は、中国語以外の言語圏では表記ツールとしてはどうしても完全には適合できないのだ。 だから、そのずれや齟齬を埋め、不都合をとりつくろうためにカナが生まれ、ハングルが生ま

    「まな」と「かな」 - 日本語への旅
    mojiura
    mojiura 2009/11/25
    てっきり双子の「まな」と「かな」の話かと(笑)。すみません。→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8A%E3%82%AB%E3%83%8A
  • ルビを付けよう:「読みにくいと思うなら振仮名をする」榊原邦彦 - livedoor Blog(ブログ)

    ルビ(ふりがな・よみがな)の付いた文章を、子どもたちと日語の初学者に贈りたい。日語の漢字は、読むのが難しいという事実を再確認したい。 「昆虫をウスバカゲロウと書けば「薄馬鹿下郎」に誤られるかも知れない。薄羽蜉蝣(かげろう)と正しく漢字で書くのが良い。蜉蝣が読みにくいと思うなら振仮名をする。動物名の正書法は漢字で書くことである。」 (榊原邦彦(さかきばら・くにひこ)『国語表現事典』和泉書院1999年179頁) 動物名・植物名は、読みにくいのが多いので、もっともっとルビを付けよう。ルビが付いていれば、読み方を覚えられるし、間違って覚えていたものを訂正できる。 河豚(ふぐ)・海豚(いるか)・白詰草(しろつめくさ)・萩(はぎ)・荻(おぎ)

    mojiura
    mojiura 2009/11/25
    動植物の名前の表記については、動植物の専門家がそれなりに議論をしたうえで片仮名表記を採用しているのであって、そういう専門家の議論を紹介すらせずに「漢字+振仮名が良い」と言うのは安易すぎると感じる。