週明けの15日の東京外国為替市場は、中国の経済成長率が市場が予想したほどよくなかったことからドルやユーロなどを売って円を買い戻す動きが強まり、円相場は1ドル=97円台まで値上がりしています。 市場関係者は「きょう午前発表された中国のことし1月から先月までのGDP=国内総生産の伸び率が市場の予想を下回ったことで、中国経済の先行きに対する慎重な見方が出て、ドルやユーロなどを売って、比較的安全な資産とされる円を買い戻す動きが強まっている。円安の進行に海外当局の警戒が強まっているという見方も円買いの要因となっている」と話しています。