インドでは、経済成長に伴って野生動物の生息地が急速に失われるなか、西部の村で、餌を探して人里に迷い込んだヒョウが井戸に落ちているのが見つかり、住民らによって無事に救出されました。 インド西部のグジャラート州の村で、6日、1頭のヒョウが、井戸に落ちて出られなくなっているのを住民が見つけました。 連絡を受けた森林局の担当者らが、木やつるで作った簡易な担架を井戸の中に下ろすなどして救出に乗り出しましたが、ヒョウは興奮していてうまくいきませんでした。 最終的には、ヒョウの体にロープをうまく巻きつけるなどして、8人がかりで1時間半かけて救出に成功しました。 救出されたのは3歳ぐらいのヒョウの子どもで、けがはなかったということです。 インドでは、経済成長に伴う森林伐採によって野生動物の生息地が急速に失われており、餌を探して野生のヒョウやトラなどが人里に迷い込み、井戸に落ちてしまうケースが増えているとい