パキスタン・カラチ(Karachi)で開催された兵器の国際見本市「インターナショナル・ディフェンス・エキシビション」で展示されたパキスタン製の戦車「アル・ハリド(Al-Khalid)」(2012年11月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/Asif HASSAN 【4月15日 AFP】2012年の世界全体の軍事支出は、前年比で1998年以降初めて減少に転じたことが、スウェーデンのシンクタンク、ストックホルム国際平和研究所(Stockholm International Peace Research Institute、SIPRI)が15日に発表した報告書で明らかになった。西側諸国の予算削減が主な要因だという。その一方で、中国やロシアなどでは2012年の軍事費は増加した。 SIPRI軍事費プロジェクトの責任者サム・ペルロフリーマン(Sam Perlo-Freeman)氏は、「世界の軍事支出の重