OPUS OF THE YEAR 2018 [特集]2018年の100枚+ 例年通りor 例年以上に素敵な音楽が多方面から届いた2018年——そんな充実の年を象徴するグッドなアルバム作品を、順位ナシの100枚で振り返ってみましょう! ★bounceの選ぶ2018年の100枚・後編 JUST A TOUCH OF 100 bounceの選ぶ2018年の100枚・前編
2018.03.14 14:15 「フリースタイルダンジョン」でシーンのミソジニーを喝破したラッパー・椿の“人生を使ったカウンター” それは二月六日の出来事だった。 「下とかじゃない上とかじゃない 見せつけるジェンダーレス 大事なのは変化です 不可能と言われた青いバラだってできたように 私はやってやる」 テレビ朝日系のMCバトル番組『フリースタイルダンジョン』に出演した一人のラッパーが、モンスター・呂布カルマと対戦し、HIPHOPシーンのミソジニーを糾弾したのだ。 彼女の名は椿、福岡出身の26歳である。LIBRA主催のMCバトルの全国大会・ULTIMATE MC BATTLE(以下UMB)に女性初の本戦出場を果たし、女性限定MCバトル・CINDERELLA MC BATTLEの第二回大会では優勝、2017年末には1stアルバム『美咲紫』を発表するなど、10年のキャリアの中で着実に実績を重ね
お久しぶりです。久々にビビッときたアーティストに出会ったのでご紹介したいなと思います。 先日韓国の人気バンドHyukohのボーカル、オ・ヒョクとCIFIKAのコラボ楽曲”MOMOM”が発表されました。夢幻的な歌声と中毒性のある電子音サウンド、公開されたミュージックビデオとビジュアルでは既存の他の音楽とは切断された全く新しい姿を披露しています。 国民的人気アーティストIUの次にオ・ヒョクがコラボパートナーにチョイスした事で新進気鋭のエレクトロニックアーティストCIFIKAに注目が集まっています。私もその一人で、個性的なスタイルを持つ彼女に一気に引き込まれました。 CIFIKAは韓国で2016年にデビューするや否や韓国大衆音楽賞の候補に上がり、現在までに様々な海外メディアに次々紹介され、DAZEDでは非アイドルとしては唯一「今月のK-POP」に選定。また、昨年はイギリスのBBCラジオにも招待さ
またしても遅ればせながらWeezerの『Weezer(White Album)』を購入。 Weezerは新譜が出たら必ず買うようにしていたのだが、仕事の忙しさにかまけて放っておいたらこんなことになってしまった。大変もうしわけない。しかもそのまえにタワレコで『Pinkerton』のアナログ盤を買って聴いてるしまつである。先に新譜買えよ。 今回もセルフタイトル(無題?)でジャケットが一色に統一される。ブルー、グリーン、レッドと続いて今回はホワイト。ところが今までと違い、確かに一色に統一されているものの、今回は海辺に立つ四人が写されている。 そのジャケットの通り、コンセプトはビーチで聴くのに適した軽いポップソング集。プロデューサーもビーチ・ボーイズみたいな感じでということで注文したらしく、それにリヴァースが応えたという形になる。それこそこないだ購入したサニーデイ・サービスの『DANCE TO Y
■『OKコンピューター』再び レディオヘッドが1997年にリリースした彼らの代表作『OKコンピューター』が20周年記念盤としてデジタルリマスターされ再リリースされた。CD2枚組となっており、CD2には8曲のBサイド音源、初リリース公式音源3曲が収められている。 ロックも、レディオヘッドもとっくに見限っていたが、このリマスター・アルバムは、なんだかフラフラと購入してしまった。結構イイ年こいたオレではあるが、いまだに時たま、メランコリックになるのである。最近聴くエレクトニック・ミュージックも、トランキライジングなアンビエントや、メランコリックな曲調のものが多かった。年を取ってみると、年を取ったなりの憂鬱や心配があるのだ。だからあの、メランコリイの大ボスみたいな、レディオヘッドの過去作リマスターなんかをフラフラと購入してしまったのである。 しまった、と思ったのだが後の祭りである。取り敢えず聴いて
自分の好きなものをつなげていくと、行き着くところはジャズミン・サリヴァンというR&Bシンガー/ソングライター…となる件についてつらつらと。 たとえば昨日のエントリー、"ダ・チーチーチー"について。まず最初にお礼を。まさか『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』(TBSラジオ 土曜22時 以下”タマフル”)のTwitterアカウントで引用してくださるとは...本当に感謝の思いでいっぱいです、ありがとうございます! ウェーイ!!! ”ダ・チーチーチー”関連作がベストセラーに! 再来月にはあの名作が廉価版で再登場 - face it https://t.co/LjpuLgm9zj #utamaru #radiko #tbsradio — tamafle954 (@tamafuru954) 2017年5月29日 5月20日放送のタマフル内、DJミックスコーナーにて、DJ JINさんがかけ
放送から1週間以上経過しても未だ自分の中で冷めやらないのが、5月21日放送『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』(TBSラジオ 土曜22時 以下”タマフル”)の特集コーナー、【サタデーナイトラボ「ダ・チーチーチー is Back!みんな大好き<ダ・チーチーチー>特集 第2弾!by DJ JIN & MOBY feat.バーナード・パーディー」】なのです。 東京のいちラジオ番組が世界的音楽史に残るインタビューをやってのけた偉業。何らかの賞を獲らなかったらあげなかった方が悪い。[radiko.jp]ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフルTBSラジオ /https://t.co/tMCnV1dtdc — 橋本吉史 (@nakapiro) 2017年5月27日 リンク先はradikoタイムフリーの音源ですが、放送から一週間以上が経過したため聴くことは出来ません(ですので番組の一
new entries 今後はnoteで継続します (03/31) 来週、「”ロックな女性”の歴代アルバム100選 ビリー・ホリデイからアリアナ・グランデまで」という企画をやります! (03/03) ソランジュ〜「スーパースターの妹」が、インディ・カルチャーでの信頼絶大のクリエイターになるまで (03/02) 最新全英チャート (03/02) もう、予想がはじまっている!来年のオスカーの期待作 (03/01) categories 全米チャート (472) 全英チャート (456) 全米映画興行成績 (468) 海外TVドラマ (212) 音楽ニュース (347) 映画 (302) ブラジル (91) 個人話 (155) 2017年間ベスト (6) 2018年間ベスト (16) CDレヴュー (1) CDレヴュー (6) FromワーストTo ベスト (34) Spotify (10) ア
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今年最も知名度を上げたバンドといっても過言ではないゲスの極み乙女。のメジャー1stフルアルバム『魅力がすごいよ』を聴いた。 知らない人のために雑に説明するとゲスの極み乙女。はフュージョンのようなギターに、縦にはずむピアノとタイトなリズム隊で構成された音像で、そこにメロがあるんだかないんだかよくわからない、ラップのようなものが乗っかってるのが特徴。自らヒップホッププログレバンドと自称してるように、テンポやビートはコロコロ変わり、歌詞の内容もJ-POPにはないようなもので、会いたくて震えたり、ゲレンデが溶けるほど恋したいようなものばかり聴いてきた人にとっては新鮮に聞こえることだろう。 遊びの要素が強いと思ったらメンバー全員「本妻」がいる「愛人」バンドであり。故に奇をてらうことにすべてをかけてるような感じがある。特に『キラーボール』という曲はゲスの極み乙女。を象徴するような楽曲で、サザンの『勝手
司会者「ところで本の調子はどうなのかね?」 kenzee「オカンがイオンの本屋になかったって憤慨してましたヨ」 司会者「そんなトコで売ってるワケないだろう! ちゃんと人文書コーナーとか棚のある書店じゃないと」 kenzee「前回、ジュンク堂千日前店さんの様子をアップしましたが、東京はスゴイよ!」 司会者「2冊分占拠! こんなに面積を割いていただいて恐縮でゴザリマス!」 kenzee「展開していただいてること自体、嬉しいことなんだけど改めて「東京スゴイ、首都スゴイ」と思ったのはこの並べ方ネ! これ、ここ数カ月にでた新刊で構成してるワケだけど、並べ方がグラデーション状になってるのよ。まず、オイラの本がある。オイラの本は一応、現代アイドル論という側面があるので右隣に「アイドル国富論」がくる。これだけでもちゃんと内容を理解してくださっているなという感じなのだが、左隣が三浦展「新東京風景論」なのだ。
The Rentalsの15年ぶりの新譜『Lost In Alphaville』を聴いた。 はじめてフー・ファイターズのファーストアルバムを聴いたとき「あれ?もしかしてニルヴァーナってカート・コバーン以外のメンバーもすごい才能持ってたんじゃね?」と思ったが(すごく失礼だけど)、Weezerを脱退したマット・シャープがレンタルズとしてCDをリリースしたときも同じようなことを思った。 特にセカンドアルバムの『Seven More Minutes』が大傑作で、個人的にはWeezerの『ピンカートン』や『ブルー・アルバム』に匹敵する出来だと思った。実際このアルバムは本当に良く聴いた。 日本ではアジカンの後藤が大ファンとして有名で、自身が主催のフェスに呼んだり、「Hello, Hello」をカバーしていたり、新譜にコメントを寄せていたりとそれなりの啓蒙活動しているにも関わらず、今ひとつ知名度がないレ
Weezerの新作である『Everything Will Be Alright In the End』を聴いた。 このアルバムがリリースされた記念なのか、あるサイトでWeezerの歴代アルバムランクが発表された。大概は「的外れだわー」とパソコンの画面にむかって文句をいうわけだが、珍しくこの手のものでは完全同意である。ただ失敗作といわれて売り上げもガクっと落ち込んだ『ピンカートン』を最初に評価したのは日本だということは強く主張しておきたい。 ウィーザーの歴代アルバムを米サイトConsequence of Soundがランク付け - amass さて、Weezerといえば『マラドロワ』以降、新作が出るたびに日本盤の帯に“傑作”という文字が出てくるイメージがあって、ファンはそれに毎回躍らされるというのが通例であった。それもこれもファースト/セカンドがロック史に残るような名盤だったからである。「そ
ニュー・オーダーのライブ・アルバムが発売された。これがもう、ジョイ・ディビジョンからのファンにとっては歓喜感涙の出来で、というのもニュー・オーダーのヒット曲のみならずジョイ・ディビジョン時代の名曲も3曲プレイされているからだ。 このライブは2012年9月8日に行われたUKの大型フェス【BESTIVAL 2012】で5万人の聴衆の前でプレイした様子を収めたもの(ちなみにこのフェスにはジョン・フォックスやゲイリー・ニューマンらかつてのニューウェーブ・エレクトリック世代も出演していたという!嗚呼!)。ニュー・オーダーのメンツはバーナード・サムナー、スティーブ・モリス、ジリアン・ギルバートのオリジナルメンバーにバッド・ルーテナントのトム・チャップマンが参加。残念ながらピーター・フックの名前はない。収録曲は全13曲、内容はプレイリストを見てもらうとして、この中でジョイ・ディビジョン時代のカヴァー「I
このIT時代に脳内バックアップで復元することになるとは(aikoマラソン14、8thアルバム「秘密」中編) kenzee「アハハ…せっかく書いたデータが消えたーアハハハ」 司会者「まだ辛うじて覚えてる間に再現しろよ」 kenzee「やっぱテキストエディタに一度下書きして、コピペが最善。いきなりココログの不安定な記事エディタに直書きしてたオレが悪い」 司会者「今までそういう事故に遭わなかったことがスゴイわ」 kenzee「必死で思い出しながら書いてマス」 ミニトークその1 kenzee「ボクはレコードジャケットがたくさん載ってるレコードガイドみたいな本が大好き。ジャンルは問わず。とにかくレコジャケならなんでも。そういう本を読みながら音楽をかけて飲んでる時が一番幸せ。最近のヒットはこの「昭和のレコードデザイン集」(P-Vine Books)。 こんな感じの中身。 最後のはステレオ試聴用レコード
kenzee「前回のやる気のない記事のアクセス数がボッコーンとハネ上がっているので何事かと思ったら17万フォロワーを持つ佐々木俊尚さんがツイートしていたのだった。 最近の音楽関連本の感想あれこれ。面白かった。コンテンツが「場」になりコミュニケーション化していく中で、コンテンツそのものの意味って何だろうというのは重要な論点だと思う。/ブログっぽく最近読んだ本の話。kenzee bit.ly/YK2YYo — 佐々木俊尚さん (@sasakitoshinao) 2013年3月18日 大変ありがたいのだが、前回の記事はここ数カ月でもっとも手抜きのボヤき記事なのだ。初期のaiko記事を100とするなら0.2ペソぐらいの力の記事だ。こういう、人が気を抜いたスキに襲撃するのが佐々木さんなのである」 司会者「スキをつかれたね」 kenzee「初期のaiko記事なんて、「三文音楽ライターどもに挑戦状叩きつ
kenzee「正直、ツライ…まだ、アルバム4枚もあるなんて…」 司会者「アンタが自分で言い出したんじゃない」 kenzee「完全にナメていた。ただ、これからワリと好きな曲が増えてくるので辞めるわけにもいかないのだ。これが「夏服」みたいなアルバムばっかり続くならもう終わりでいいんだけど」 司会者「でも、この2006年時点で結構な地位を確立していたはずなのに毎年律儀にアルバム制作するねえ」 kenzee「そうなのだ。このしつこいまでの量産の美学はやはり小室やつんくや矢沢永吉などのヤンキーパワーを思い出さずにはいられない。この、畳の上で死なない感じに我々ヤンキー国民日本人は魅了されてしまうのだろう。しかし、女性シンガーソングライターでヤンキー、という人は日本の歌謡史上あまりいない。パッと思いつくのは中森明菜やキョンキョンといったアイドルたちだ。例外的に浜崎あゆみがいるぐらいで、ヤンキーミュージッ
司会者「kenzeeから重大なお知らせがあります」 kenzee「aikoマラソンも折り返し地点を迎えました。あと60曲ぐらい残ってるワケですが、今までのように「ギターがどうした、ミックスがドウタラ」といったチャチャいれも一通りやってしまいました。今後もこの調子で走ることは技術的に可能は可能ですが、読み物としてソレ、マンネリじゃね? という疑問は自分の中にぬぐい難くあります。そこで、禁じ手に手を出すことにしました」 司会者「コ、コレは……」 kenzee「昔のロキノンジャパンのaikoインタビュー一気だ。国会図書館の複写サービスにて、とりあえず手に入るヤツ、ボンと注文した」 司会者「NDL-OPACってヤツだネ。ところでフトンの上に拡げるのヤメロ。オッサンの寝床とか世界に公開するな」 kenzee「中にはこういう読者もいるだろう、「アレ? コイツロキノン批判じゃなかったっけ? ロキノン的人
kenzee「先日、ブラリと近所のブックオフに立ち寄ったところ、大変なものを見つけた」 司会者「ドキ!aikoだらけの水泳代会やないか~い」 kenzee「aikoのマキシシングルが一気に放出されていたのだ。紅さんのコメントにもあるようにaikoは「カブトムシ以降必ずシングルにアルバム未収録曲を仕込んでいる。そしてヲタ筋によればその未収録曲にこそaikoの変態作曲家としての本質が隠されていると言われている。しかし、昔と違って過去のシングルが手に入れづらい現代。メーカーも2000年代以降、ムダな在庫を抱え込まないカンバン方式を採用しているので数年前のシングルを手に入れるのが不可能ではないが極めて面倒な時代なのだ。現代社会とは。そこでブラリと立ち寄ったブックオフにて普段チェックしない邦楽女性ソロアーティストあ行を見たそのとき!」 司会者「長いな、この「UFOを見た」の特番」 kenzee「ai
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