おちけん (アクションコミックス) 作者:川島 よしお双葉社Amazon大学の落語研究会に所属する3人娘を主人公にした4コマ「おちけん」が本当に素晴らしい。 私の読書量なんて知れたものだけれど、今まで見聞きしてきた落語を扱った小説やドラマの中でも、「落語」の元々の噺をどう扱うかという点において、このコミックは一番上手を行っていると思う。 物語は廃部寸前の落語研究会にアンナが入会するところから幕を開ける。 上京したてで右も左もわからない中で、偶然耳にした落語に魅せられて入会したアンナ。そこで待っていたのは抜群の技量を誇るものの人前では極度に緊張してしまう茶子、大物落語家の孫で枕はうまいが肝心の噺はからっきし(自覚なし)なマチ子。アンナも、非の打ちどころのない外見ながら口を開くと津軽弁全開という、落語家としては少々苦労しそうなタイプ。 そんな3人だが、部を存続させるため、大学落語選手権で上位入
本泥棒 作者:マークース ズーサック早川書房Amazon「本泥棒」読了。 まず、本が好きな人が読みたくなくなる2点を挙げよう。 ・アメリカで脅威のロングセラーとなっているらしいこと。 ・映画化権が二十世紀フォックスに売れていること。 次に、私が読みたいな、と思った3点を挙げる。 ・ナチス政権下で、本を盗む女の子の話であること。 ・語り手が、なんと「死神」であるということ。 ・書評にて、あの文豪カート・ヴォネガットが、その生涯でやっと一冊生み出すことが出来た傑作「スローターハウス5」が引き合いに出されていること。 スローターハウス5 (ハヤカワ文庫SF ウ 4-3) (ハヤカワ文庫 SF 302) 作者:カート・ヴォネガット・ジュニア早川書房Amazon さあ、いかがだろうか。 読みたくなりましたか? まだそうでもないですか? ナチス政権下で本を盗む女の子の話。 このキーワードからは、悲しい
エロマンガと猥褻、規制問題は切っても切り離せない、歴史のなが〜い関係(^_^; いや、私も難しい話は苦手です。でも、エロマンガという題材を扱っている以上、エロとは何だ、猥褻とは何だ、有害とは何だ!ということは、少なからずも理解していく必要はあるとは思っています。 昨今、児童ポルノ法を発端とするさまざまな、規制問題、表現問題、人権問題がびみょ〜に一人歩き、徘徊し、それに対するミスリード、マスコミ批判、とただでさえ難しい問題が、より訳のわからない問題にふくらんでいます。 いや〜はっきり言って、エロの事だけ楽しんでいたい私にとっては頭の痛い状況…(  ̄- ̄) でも、逆に言えばエロをもっと楽しみたいから故に、この辺のことはもっと知っておかないとダメなんだろうと思い、先頃発売された『マンガ論争勃発2』の著者のお二人に直接お話を聞こうと、緊急インタビューを決行いたしました(^_^; 『マンガ論争勃発2
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く