2009年7月16日のブックマーク (6件)

  • きつねのはなし/森見登美彦 - 猫は勘定にいれません

    きつねのはなし (新潮文庫 も 29-2) 森見 登美彦 日の夏、怪談の夏。これからの季節にピッタリな、不思議で怖い現代のこわい話です。 森見さんの作品は「太陽の塔」「四畳半神話体系」「夜は短し歩けよ乙女」と読んできて、全部同じじゃん、恋愛に不器用な男と不思議ちゃんな女の話ばっかりじゃん、と飽きかけていたのですが、今回は全く違う作風でびっくり。上記3作の、どこかフワフワした作品世界とはうって変わって、じっとりと湿った空気とじりじりと照りつける太陽の印象が強烈。これぞまさに日の夏という妖しい雰囲気が印象的でした。 表題作は、古道具屋でアルバイトをすることになった青年が経験する不思議な出来事の話。始めは、(古道具屋の女主人)ナツメさんはしっとりとしてかつ少女的な無邪気さもあったりしてとても魅力的だなあ、とのんきに思いながら読んでいたんですが、途中で天城という男が登場してから雲行きがおかしく

    mokkei1978
    mokkei1978 2009/07/16
    "じっとりと湿った空気とじりじりと照りつける太陽の印象が強烈。これぞまさに日本の夏という妖しい雰囲気が印象的"
  • 打ちのめされるようなすごい本 米原万里 - 名称未定ドキュメント"Que"

    打ちのめされるようなすごい (文春文庫) 作者: 米原万里出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/05/08メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 144回この商品を含むブログ (50件) を見る 書評集である。 著者はエリチィンやゴルバチョフで通訳を名指しで指名される、ロシア語通訳の故・米原万里さん。 彼女は2006年にガンでこの世を去るのだが、死の直前まで書き綴られた書評を集めた一冊。 前半は週間文春に連載されていた「私の読書日記」。 後半は新聞や各種雑誌などに載せられた書評集という構成になっている。 ご存知のとおり、ブログで読書感想文を書いているが、どうも自分の読書感想文は面白くない。 伝えたいことが伝わらない。 だから、他人の書評集でも読んだら何かの足しになるかなぁ……と思って手にとってみたら、これがすごく面白かった。 書評についてだが、この著者のほめ方がうまい。 特

    打ちのめされるようなすごい本 米原万里 - 名称未定ドキュメント"Que"
    mokkei1978
    mokkei1978 2009/07/16
    書評集。米原万里は結構好き。
  • http://d.hatena.ne.jp/samurai_kung_fu/20090715

    mokkei1978
    mokkei1978 2009/07/16
    ”「愛を読む人」はそういった人間の相互理解の不可能性と、まるっきりダメというワケじゃないよ!という力強い光明が描かれていた。”
  • 「愛を読むひと」 - 虚馬ダイアリー

    原題:The Reader 監督 :スティーブン・ダルドリー 脚 :デヴィッド・ヘアー 1945年。ドイツ。 通学途中、15歳の少年・ミヒャエルは突然気分が悪くなり、嘔吐を繰り返していたところを、21歳年上の女性、ハンナに助けられる。猩紅熱と診断されたミヒャエルは、回復後、彼女の元へと通うようになり、ハンナの方から体を許すことで始まったふたりの肉体関係は、その夏の間続く。彼女はミヒャエルに、行為の前に朗読をすることを要求し、少年は彼女にせっせと朗読していく。 ハンナは路面電車の車掌という仕事を続けていたが、やがて事務職へと昇進すると、なぜか会社を辞め、その街を去り、ミヒャエルとの関係も、そこで途絶えてしまう。 数年後、法科の大学生となったミヒャエルは、偶然彼女と「再会」する。彼女がいたのは、法廷の被告席だった。そこでミヒャエルは、そこで彼女が抱えた「忌まわしい過去」を知ることになる。 正

    「愛を読むひと」 - 虚馬ダイアリー
    mokkei1978
    mokkei1978 2009/07/16
    「愛を読む人」。"この映画は「ひと夏の記憶」の物語ではなく、「愛についての物語」でもなく、「物語についての物語」なのであり、「物語」が持つ力がつなぐ二人の「関係」を描いた"
  • セックス「しなきゃいけない」ハーレム状況のSFエロ作品。女だらけの中に男ひとりで何を思う? - メンズサイゾー

    mokkei1978
    mokkei1978 2009/07/16
    陽気婢「眠れる惑星」全4巻。”浮気とか本気とかそういうことの前に「人の性欲の他愛のないかわいさ」を自覚させてくれる”
  • 派遣法 業界が改正反対署名/登録者に強要メール

    「非正規切り」を強行した派遣会社と業界団体が、労働者派遣法の改正を阻止するため、これに反対する署名活動に乗り出し、派遣労働者に半ば強要していることが分かりました。派遣労働者からは「偽装請負や派遣切りに反省もせず、派遣労働者の弱みにつけこんで署名を強要するのは許せない」との声が上がっています。 この署名は、事務系派遣など777社でつくる日人材派遣協会と、製造派遣など122社でつくる日生産技能労務協会が6月下旬から始め、ホームページ上でも募るなど100万人を目指しているといいます。 「雇用の喪失、経済活動の停滞、ものづくりの海外移転を招く」として、製造派遣や30日以内の派遣、登録型派遣の禁止に反対。改正されると「派遣で働けなくなります」などと脅迫まがいの言葉を使って、派遣可能期間の撤廃など全面的自由化まで求めています。 背景には、抜改正を求める運動に押されて、大企業寄りの議員を抱えて背を

    mokkei1978
    mokkei1978 2009/07/16
    ”派遣各社は登録している労働者にメールなどで署名を要請。”