ぼくらのよあけ(1) (アフタヌーンKC) ■ 【オススメ】 近未来の少年たちが夏に出会ったのは、宇宙船だった。 2010年、の表示で始まるが話はそれから28年後の近未来に飛ぶ。 28年ぶりに地球に接近した彗星の話題、 そして宇宙のこととなると詳しい小学生の少年。 近未来だけあり、少年の家には家電ロボットが。 そのロボットを介して、少年は宇宙船と、出会う。 宇宙からやってきた人工知能、それが 地球の生んだ人工知能のカタチを模し、 そしてその真似た人工知能そっくりである家電ロボット を乗っ取り、少年たちとコンタクトを取る。 そんなSFである。 その宇宙船が団地であるというのはユニーク。 これが普通に宇宙人との接触であるとなると 案外普通な話であるわけで、人工知能が 相手であるというのは話の肝なのだろう。 今後はおそらく28年前とクロスしつつ、 物語は進むものと思われる。 ジュブナイルとしての