アルモドバル監督映画。 かつて、妻と娘を失った形成外科医のロベル。学会で第一人者としての地位を築いた彼は、自宅兼手術室にて、禁断の実験に手を染めていた。豪邸に監禁された謎の美女ベラは、かつてロベルが亡くした妻と同じ顔をし、ロベルが開発した人口の皮膚を移植されている。それは狂気の研究か、愛の所産か……? この監督の作品を観るのは初めてだったのだが、今作はいかにも変態的なポスタービジュアルで、最初に観るのはもう少しふさわしい作品があるのではないかなあ、と思いつつの鑑賞となった。果たして監禁された美女が全身タイツでヨガやってる冒頭から、変態的なかほりが濃厚! これはとんでもねえものが見られるんじゃないか、と観たいような観たくないような気持ちが高まる。 さすがに年取って顎が二重になったバンデラス、医学会でも皮膚移植の権威であり、自宅兼手術室兼研究所という豪勢な建物に住んでいる。そこで自分好みの顔と
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