2012年6月8日のブックマーク (4件)

  • コンシャスラップの季節 ~2012年5月の2つの作品~ - ときチェケ♪

    2012年は"コンシャスラップの季節"とでもいうか、3.11を意識した政治的なテーマの色が強い作品がいろいろと出ている(このブログでも取り上げたSALU、SNEEEZE、田我流なども含めて)けども、この手のトピックの扱い方1つでそのラッパーの質があらわれてくるのが非常に興味深い。勿論、それはベテラン勢の作品にも同じことが言える。 ■THA BLUE HERB - TOTAL THA BLUE HERBが日語ラップ史に名前を刻み、その後多くのラッパーに影響を与えた1stアルバム『Stilling, Still Dreaming』。このアルバムがこれほどまでに大きな作品になったのは、シーンの中心(東京)から遠く離れた地方(北海道)で活動することのフラストレーションが表現の力強さの源となって、THA BLUE HERBという無名な地方のグループが"東京のシーンに対峙して闘う姿"はリスナーへ共

    コンシャスラップの季節 ~2012年5月の2つの作品~ - ときチェケ♪
    mokkei1978
    mokkei1978 2012/06/08
    Tha Blue Herb「Total」、D.O「The City Of Dogg」。なんて格好良いレビュー。
  • 2012-06-05

    ファントム・フィルムさんのご招待で「さらば復讐の狼たちよ」試写へ。とにかく現体制の不満を頑張って娯楽へ娯楽へ昇華しようという思いは涙ぐましいものがある、日人には分かりにくいが大陸的なオールスター映画。分かりにくいといえば先述の現体制への不満はひたすら暗喩として描かれているようなので、娯楽としてや戦術としての整合性に欠けるところもある。しかしその力押しの推進力や適度に交えたギャグ、渾身の暴力描写や素晴らしいロケーションの数々もあいまって、暴れ馬にしがみ付いているようなひと時の娯楽として我々は消費できるのだ。以前から大陸に対して「ヘブン・アンド・アース」や「グッド・バッド・ウィアード」に限らず、ウェスタンからの翻案はいくらでも出来る地の利は感じているが、これなら民主化・自由化さえ進めば、検閲を気にした歴史スペクタクルにとどめず、将来的には雄大な暴力映画あるいはマカロニ的ドラマも実現可能だろう

    2012-06-05
    mokkei1978
    mokkei1978 2012/06/08
    「さらば復讐の狼たちよ」。"とにかく現体制の不満を頑張って娯楽へ娯楽へ昇華しようという思いは涙ぐましいものがある"
  • 『パンチライン』/デヴィッド・セルツァー(’88) - 空中キャンプ

    mokkei1978
    mokkei1978 2012/06/08
    "大きな可能性へ向けてジャンプするその前段階、若者が一歩前進するその過程がみずみずしくとらえられていて胸を打たれる。"
  • 先の読めないキュートな不気味「空が灰色だから」 深町秋生のコミックストリート

    南陽市在住、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! 見えない角度から、スコーンと頭を蹴られたような気がした。  読者を煙に巻くような構成。妖しい読後感を与えるキレ味鋭いオチ。狂気と不安を漂わせる、どこかイビツな心象風景。週刊少年チャンピオン誌に掲載されていた当時から、マンガ読みの間で評判となっていた『空が灰色だから』(阿部共実著 秋田書店)だ。  裏カバーには「コメディか、ホラーか、背徳か、純真か、説明不能の“心がざわつく”思春期コミック誕生」とある。売る側が説明不能と言ったんじゃ、どうしようもないだろうと首をひねったが、読み終わった後は「たしかに……説明不能かも」と思わされた。  作品には、オムニバスショート12篇が収録されている。ファーストコンタクトとなる第一話「スーパー宇佐美物語伝説」は、自意

    mokkei1978
    mokkei1978 2012/06/08
    "青春ラブコメかと思えば、不気味なサイコホラー調に。ホラーかと思えば、温かい感動作に。先の読めない変幻自在な作りに幻惑される。"