子供の頃から日曜の朝に放送しているようなアニメや特撮モノを観るという習慣がなかったので、ずーっとスルーしていたが、レイモンド・チャンドラーと『探偵物語』が大好きだといったら後輩(@Gung_hoo_Guns)が「探偵を主人公にした仮面ライダーがあるんですよ」とおすすめしてくれてて、それだけは頭の片隅にあった。 月日は流れ、縁あってTwitterでやりとりさせていただいてる漫画家の二ノ宮知子さんとたまたま仮面ライダーの話題になり*1、「実は後輩からおすすめされてるんですよー」と書いたら「無料配信中だからすぐ見て」とプッシュされ「まぁ無料でしかもネットで観れるなら……」という軽い気持ちで観ることにした。 そうしたら、これがおもしろいのである。 最近、映画を観るテンションではないというのもあったが、日本の土壌にピッタリあったアクションモノとして肩の力を抜いて観られるのが良い。だからといってお決ま
おもしろいぞ!!! この紹介だけでも既存のジャンルに収まりきらない感じはする。 で、読んでいる間ずっと、「自分は何を読んでいるのだろう??」とクラクラした。 なにせ、舞台は日露戦争直後だ。 この、エンタメ業界ではあまり語られたことのない時代設定と、アイヌというこれまたあまり語られてこなかった文化的背景は、その細部を読むだけでなかなか楽しい。 にも関わらず、本作はそれらを歴史ものとして語るのではなく、あくまでもメインストーリーはトレジャーハンティングというバリバリのエンタメ路線。 こういう史実とエンタメのバランスは、小説ではわりとあるのだけども、マンガでは珍しい。 加えてこのお話を盛り上げるのは、例えばうさぎを捉える罠の張り方であったり、熊の倒し方であったり、リスの食べ方であったり・・・・という、雪山サバイバルものという側面で。 これがまた妙に生々しく、かつそこにやたらとページを裂くので、自
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