日本の海上自衛隊とアメリカ、オーストラリア、インドの海軍による共同訓練が、3日、インド近海で始まりました。4か国は「自由で開かれたインド太平洋」のもと安全保障面の連携を強化していて、訓練は中国の海洋進出の動きを強くけん制するねらいがあるとみられます。 海上自衛隊とアメリカ、オーストラリア、インドの海軍による共同訓練「マラバール」は、3日インド東方沖のベンガル湾で始まり、海上自衛隊の護衛艦「おおなみ」をはじめ、各国から駆逐艦や潜水艦など合わせて8隻が参加しています。 オーストラリアの参加は参加国が今の枠組みになった2015年以降初めてで、「自由で開かれたインド太平洋」のもと4か国の安全保障面での結束を示し、中国の海洋進出の動きを強くけん制するねらいがあるとみられます。 インド国防省によりますと、訓練は3日から11月6日までと、今月中旬の2度に分けて行われ、潜水艦を追尾する「対潜水艦」の訓練や