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ブックマーク / book.asahi.com (204)

  • インタビュー : 期待が根拠、それがお金 経済学者の岩井・東大名誉教授 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    アベノミクスの下、「次元の違う金融緩和」で、世の中にお金があふれ始めた。株式市場はわき、景気が上向く兆しがでている。「期待」に左右される市場経済は、随分気まぐれにみえる。経済学者の岩井克人・東大名誉教授に、「お金と期待の関係」を聞いた。 ――人の期待はそんなにあてになりますか? 「実は、お金と期待の関係は、資主義の質にかかわる問題です。3年ほど前にベルリンであった『貨幣とは何か』を討議する学際的な会議に招かれたが、ギリシャ古典の権威の学者の発表が興味深かった。テーマは『なぜ古代文明の中で、ギリシャだけが私たちに近いのか』。ギリシャ悲喜劇は現代人にも感動を与え、民主主義の原型も、哲学も、現代につながる科学もギリシャでつくり出された。彼の答えは、公共的な討議の伝統でもアルファベットの使用でもなく、『世界史で初めて格的に貨幣を使った社会だった』というものでした。私のような経済学者が言うと我

    インタビュー : 期待が根拠、それがお金 経済学者の岩井・東大名誉教授 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
  • 「民主主義のあとに生き残るものは」書評 インドにおける恐るべき抑圧|好書好日

    インドでは、市場主義とヒンドゥー至上主義が猛威をふるい、人びとの生を脅かしている。しかも民主主義がその暴力を正当化している。同様のことは、世界の至る所で見られるのではない… 民主主義のあとに生き残るものは [著]アルンダティ・ロイ 書は、インドにおける政府、大企業、財団、ヒンドゥー原理主義者による恐るべき抑圧を伝えるものである。たとえば、カシミール地方では大量のイスラム教徒が、また、中部山地では、強制的な開発に抵抗する貧農や被差別民が虐殺されている。インドは警察国家になった、と著者はいう。外国人には、こんなことは初耳であろう。なぜなら、いつもインドは、「世界最大の民主主義国家」として広く称賛されているからだ。 中国のことなら何でも大げさに取り上げるマスメディアが、インドに関して沈黙するのはなぜか。米国にそういう報道規制がある、と著者は語っている。日の企業は、インドに今後の望みを託してい

    「民主主義のあとに生き残るものは」書評 インドにおける恐るべき抑圧|好書好日
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    molvisp 2012/12/19
  • 中沢新一「大阪アースダイバー」書評 笑いの底にある死者との交流|好書好日

    大阪アースダイバー [著]中沢新一 縄文人が住んでいた海進期の日は、現在の地形と全く異なり、大都市の多くは海の下にあった。そんな時期に育まれた「野生の日」の痕跡を歩き回れば、その呪縛がどれほど強く現在の都市社会の成り立ちに作用しているかが分かる。 この「アースダイバー」手法をもって探訪される大阪は、南方や大陸から来る海が押し寄せる文明の孤島だった。その大秘境へ歴史ダイビングを敢行する書は、大阪こそ日に成立した「ホンマモンの都市」だったと、スリリングに謳(うた)いあげる。 たとえば、あの自治都市、堺。そこには、濠(ほり)や壁を巡らせた城塞(じょうさい)都市を母形とする、自由を死守する市(シティ)と市民が生まれた。一方、海の中から現れた砂州だった大阪市内では、農地から発生する権力だの地縁だのに属さない、無縁で自由な海民が、壁をめぐらす代わりに物と金銭を機軸とする「市(マーケット)」を築

    中沢新一「大阪アースダイバー」書評 笑いの底にある死者との交流|好書好日
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    molvisp 2012/12/19
  • 「隠れていた宇宙」書評 別世界夢想する、先端物理の理論|好書好日

    隠れていた宇宙 上 (ハヤカワ文庫 NF <数理を愉しむ>シリーズ) 著者:ブライアン・グリーン 出版社:早川書房 ジャンル:SF・ミステリー・ホラー 隠れていた宇宙 上・下 [著]ブライアン・グリーン あのとき別の選択をしていれば——人生は常に後悔に満ち、人は常にあり得たかもしれない別の世界を夢想する。そして星の彼方(かなた)や次元のひだの向こうに、その別世界が実在してほしいと願う。無数の小説映画のテーマとなったそんな夢が、書の第一のテーマだ。 書の描く最先端の物理学モデルによれば、無限の変奏を繰り広げる無限の宇宙がある——それも九通り。が、そこにでかけることはおろか、その様子を見ることも通信もできない。モデルが「ある」と言うだけだ。さて、それは当に「ある」のか? それが書第二のテーマとなる。 著者グリーンは現役物理学者で名科学ライター。これまで超ひも理論や時空論の発展を活写す

    「隠れていた宇宙」書評 別世界夢想する、先端物理の理論|好書好日
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    molvisp 2011/09/25
  • 【レビュー・書評】バルテュス、自身を語る [聞き手]アラン・ヴィルコンドレ/[著]バルテュス - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

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    molvisp 2011/03/29
  • asahi.com(朝日新聞社):思想家・吉本隆明さん〈2〉 絶えずいつでも考えています - on reading 本を開けば - BOOK

    思想家・吉隆明さん〈2〉 絶えずいつでも考えています[掲載]2011年3月20日「『私』を選ぶことは人間の問題です」=鈴木好之撮影著者:佐藤優・解説  出版社:文藝春秋 価格:¥ 1,000 未曽有の災害の状況が進行中ですが、お前は考えているのかと問われれば、絶えず考えています。いくら考えてもわかんねえってこともありますが、自分なりに、ずっと考えています。 戦争が終わったとき、僕はとても落胆しましたが、思い返せば軍国主義だけはよく学んだけれど、それ以外のことは学んでこなかったじゃないかと思い、を読みました。『新約聖書』も読んだし、マルクスの『資論』も古典経済学のアダム・スミスも、自分なりの読み分けができるまで読みました。これから自分は何を警戒し、何を戒めとしたらいいのか。読みながらそれを考え続けました。 そして考えたことの中に、レーニンとスターリンの対決で結末がついた問題もありました

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    molvisp 2011/03/23
  • asahi.com(朝日新聞社):建築家・磯崎新さん〈3〉 地図にない国、本ではない「本」 - on reading 本を開けば - BOOK

    建築家・磯崎新さん〈3〉 地図にない国、ではない「」[掲載]2011年1月23日おおやけの場でマオカラーの服を着ると、気分がひきしまる。かつて祭りで褌(ふんどし)をしめたとき、全身は戦闘態勢になった。思考は停止した。軍服ばかり着た毛沢東がチェーンスモーカーだった理由がわかる気がする。紫煙のなかで「矛盾論」は書かれたに相違あるまい。=都内のアトリエ、首藤幹夫氏撮影著者:ノーマン コーン・Norman Cohn・浜林 正夫・Norman Rufus Colin Cohn  出版社:大月書店 価格:¥ 2,940 世界各地を転々として制作している亡命アーティストにさそわれて、イラク北部、クルド自治区に降りた。ついこの間までは山岳ゲリラ隊長だった建設大臣に面会した。美術館を建設したいと彼はいった。 予定地はキルクーク。現地視察には、カラシニコフをもった迷彩服の民兵が護衛についた。アメリカ占領軍

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    molvisp 2011/02/01
  • 【レビュー・書評】「悪」と戦う [著]高橋源一郎 - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    「悪」と戦う [著]高橋源一郎[掲載]2010年5月30日[評者]鴻巣友季子(翻訳家)■「は生物」、実践として表現 私たちの多くが生きているのは、自由選択とそれによる幸福追求の社会だ。古代のように規定された「善」という概念は成立しがたい。ならば、その対語の「悪」とはなにか?――刊行前には、作者自ら毎夜ツイッターに登場して、作の創作過程とモデルを明かす書き込みをし、読者と直接対話して反響を呼んだ、渾身(こんしん)の作だ。 序章は、末っ子の言葉の発達をめぐるお話である。後に続く編と無縁に見えるかもしれない。しかしこれは「悪」という無形のものを、それと戦う過程を、断固言語によって捉(とら)えていくぞ、という小説家の声明と私には思えた。 人が目をそむけるような外見の「ミアちゃん」。この悪の手先に拉致された弟を救いにいく兄の戦いの物語が、並行世界の構造をとりいれて展開する。世界の破滅をい止め

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    molvisp 2010/06/16
  • asahi.com(朝日新聞社):幻燈辻馬車 [著]山田風太郎 - 漂流 本から本へ - BOOK

    幻燈辻馬車 [著]山田風太郎[掲載]2010年5月16日[筆者]筒井康隆(作家)■風太郎明治物の最高傑作 今年、山田風太郎文学賞という賞が新たに設けられてぼくが選考委員に選ばれたことは風太郎さんとぼくの浅からぬ因縁ゆえだろうか。彼とぼくはどこかの書評欄に書いたのがきっかけだったと思うが、いつからともなくお互いを認めあっていて、文庫の解説を書いたりお願いしたりした。お目にかかる機会は一度もなかったものの、お互いの著書はよく読んでいたと思う。ぼくは忍法帖以前から「陰茎人」などのナンセンス作品を愛読していて、忍法ものがすべて含まれている全集も持っていた。そんな彼が新たに書きはじめた明治ものは、たちまちぼくを夢中にさせた。中でも最高傑作と思えたのがこの『幻燈(げんとう)辻馬車』である。 もと会津藩士の干潟干兵衛は、西南の役で戦死した息子・蔵太郎の遺児である孫娘のお雛(ひな)を馭者(ぎょしゃ)台の横

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    molvisp 2010/05/24
  • 【レビュー・書評】天使はなぜ堕落するのか―中世哲学の興亡 [著]八木雄二 - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    天使はなぜ堕落するのか―中世哲学の興亡 [著]八木雄二[掲載]2010年2月7日[評者]柄谷行人(評論家)■「神の存在証明」必要だった理由 ヨーロッパの中世哲学の一流のレベルから見れば、デカルトの『省察』は大学生の卒論程度だ、と著者は「あとがき」に書いている。私はこの大言壮語にあきれて書を読み始めたのだが、読み終わると、確かにそういう気がしてきた。たとえば、デカルトによる神の存在証明は、アンセルムス以来の中世哲学の流れの中にあり、それを知らないと十分に理解できない。しかし、中世哲学を読んでみてもよくわからない。退屈なだけであった。実は、私は書を読んでようやく、中世哲学がどういうものなのか納得できたのである。 書には、私がこれまで知らなかった、そして、知りたかったことがつぎつぎと出てくる。著者は誰かの権威にもとづいて書いているのではない。わからないことをわかったふりをせずに自力で考えて

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    molvisp 2010/04/13
  • asahi.com(朝日新聞社):消える書店、10年間で29%減 和歌山県ではほぼ半減 - 出版ニュース - BOOK

    消える書店、10年間で29%減 和歌山県ではほぼ半減2010年1月26日 出版市場が2兆円割れし、縮小が続く中、各地で書店が消えている。この10年間で6403店減少し、ほぼ半減している県もあることが分かった。全国の書店を調査しているアルメディア(東京都)のデータをもとに、2000年と今年1月時点の書店数を比較し、減少率を計算した。 00年に全国で2万1922店あった書店は一貫して減少し、10年には約29%減の1万5519店となった。最も減少率が高かったのは和歌山県で、257店から137店へと約47%も減少。次いで山口県、佐賀県が約38%減少した。和歌山県の書店商業組合によると、同県では、スーパーとの複合型店や郊外型の大型店などが増え、中小書店の廃業が相次いだという。店舗数の格差は今年1月、最多の東京都が1739店に対し、最少の鳥取県は80店だった。 また、09年の書店の新規出店数は286店

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    molvisp 2010/01/26
  • asahi.com(朝日新聞社):書店の中に個性派書店 目利きが選んだ本ずらり - 出版ニュース - BOOK

    書店の中に個性派書店 目利きが選んだずらり2009年10月25日 目利きが選んだを並べたセレクト書店を書店内につくってしまおう――。書店大手の丸善が従来の枠にとらわれない実験を始めた。これまで、大型化を追求してきた大手書店だが、アマゾンなどのインターネット書店が台頭し、出版物のデジタル化も進みつつある時代。店舗を持つ「リアル書店」の存在意義を問い直す試みが始まっている。 丸善が23日、東京駅前にある丸の内店4階の一角にオープンさせたのは「松丸舗(ほんぽ)」と銘打たれた“書店内書店”。2千冊以上のの魅力を伝える書評サイト「千夜千冊」の執筆者、松岡正剛氏がプロデュースした。街の小書店ならすっぽり入るぐらいの約215平方メートルに、松岡氏が選んだ約5万冊が並ぶ。 松岡氏のコンセプトは「の連続性」。ジャンルや形態、著者別での陳列を離れ、が持つ世界の広がりを感じさせる独創的な選書と陳列

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    molvisp 2009/11/26
  • asahi.com(朝日新聞社):「簡単な言葉で動かされるな」 作家 中村文則さんに聞く - 出版ニュース - BOOK

    「簡単な言葉で動かされるな」 作家 中村文則さんに聞く2009年10月29日中村文則さん=東京都渋谷区、倉田貴志撮影 純文学なのに、どんどんページをめくれる。そんな小説『掏摸(スリ)』(河出書房新社)を、芥川賞作家の中村文則さん(32)が刊行した。スリの主人公が物を盗む描写や、ある犯罪組織の「ミッション」に挑む展開はサスペンス小説のようだ。他方で、「善と悪」「運命」という主題も織り込まれる。これまでもサスペンス的要素を盛り込んだ小説を刊行してきたが、中村さんは「一つの到達点に来られた」と話す。 主人公の「僕」は、幼い頃からスリをなりわいにしてきた。その技術は天才的で、犯罪組織に目をつけられる。ある物を盗め、さもないと命を奪う。緊迫感のあるストーリーが全編を覆っている。 筋らしい筋のない文学もある中で、中村さんは「物語性の否定は、これまでの文学の否定でしかない」とストーリー性にこだわる。念頭

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    molvisp 2009/11/26
  • 【レビュー・書評】印象派はこうして世界を征服した [著]フィリップ・フック - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    印象派はこうして世界を征服した [著]フィリップ・フック[掲載]2009年9月27日[評者]柄谷行人(評論家)■登場の初めから 美術市場が前提 1980年代後半の日に、フランス印象派絵画を買い集めるブームがあった。その中でも有名なのは、一人の日人がゴッホの絵画をオークション史上最高の価格で落札した事件である。それは大昭和製紙の名誉会長であったが、特に世界の美術界を震撼(しんかん)させたのは、「自分が死んだら棺の中にいれて一緒に燃やしてくれ」という彼の発言であった。それはバブル時代の日人の意識を象徴する言葉だといってよい。当時私は、日人はなぜかくも印象派を愛好するのか、と思った覚えがある。印象派の形成において日の浮世絵が貢献したという因縁がある。しかし、そんなことで、このブームを説明することはできない。多くは、脱税や賄賂(わいろ)の手段として買われたのである。 とはいえ、印象派の絵

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    molvisp 2009/09/30
  • asahi.com(朝日新聞社):百年読書会記事一覧 - BOOK

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    molvisp 2009/09/30
  • asahi.com(朝日新聞社):小学5年生に戻って「名文」を書く 高橋源一郎さん - 出版ニュース - BOOK

    小学5年生に戻って「名文」を書く 高橋源一郎さん2009年9月28日高橋源一郎さん=横関一浩撮影 小説の書き方などの著作も多い高橋源一郎さん(58)が、『13日間で「名文」を書けるようになる方法』(朝日新聞出版)を刊行した。そこには「教師に5点しかつけてもらえなかった」文章を書いてほしい、とある。なぜなのだろう。 「13日間」は講義の日数を表す。高橋さんは、05年から明治学院大学で「言語表現法」を教えており、新刊は実際のやりとりを元にまとめた。 まず名文のお手として、スーザン・ソンタグやカフカらを引用する。選んだ理由は、これらが「小学5年生のように書いている大人の文章」だからだ。 きっかけは、母校の小学校で文章を教えたこと。児童が書いた作品を読み、驚く。「3分の2は天才と思った。すごい衝撃だった」。だが、その子たちも中学生になると「急激に下手」になるという。教育という規制が入り、紋切り

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    molvisp 2009/09/30
  • 【レビュー・書評】伊勢神宮―魅惑の日本建築 [著]井上章一 - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    伊勢神宮―魅惑の日建築 [著]井上章一[掲載]2009年6月28日[評者]柄谷行人(評論家)■日固有なのか その通念を否定 伊勢神宮は、その簡素な白木の建物と、式年遷宮(20年ごとに造り替える)で知られている。しかし、これをたんに建築としてだけ見ることはできない。伊勢神宮は明治以後国家神道の中心となったわけで、政治的な意味が今もまといついているからだ。にもかかわらず、それだけで片づけることができない何かが伊勢神宮という建築にある。建築の様式や技術として見た面と、宗教的・政治的に見た面が複雑にからまりあっている。伊勢神宮が建築史学界の争点となってきたのはそのためだ。書は、これまでの錯綜(さくそう)した議論を根的に解きほぐし、とらえなおしている。 一般に、伊勢神宮には、仏教伝来以前の日に固有の建築様式が保存されていると考えられている。このような通念をもたらしたのは、伊東忠太だといって

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    molvisp 2009/07/01
  • asahi.com(朝日新聞社):グーグル書籍検索 谷川俊太郎さんら174人和解案拒否 - 出版ニュース - BOOK

    グーグル書籍検索 谷川俊太郎さんら174人和解案拒否2009年4月25日 米グーグル社が進める書籍検索サービスについて、日ビジュアル著作権協会の会員174人が、著作権侵害に対する同社との和解案を拒否することが、25日明らかになった。同協会によれば、拒否したのは詩人の谷川俊太郎さん、脚家の倉聰さん、作家・詩人のねじめ正一さん、故寺山修司さんの著作権継承者ら。 グーグル社は、世界中の書籍を全文検索出来るサービスを準備しているが、米の作家らが著作権侵害に当たると集団訴訟を起こし、昨年10月、収益の63%を著作権者に支払うことなどを条件に和解した。 米の集団訴訟制度の規定により、この和解案の効力が日にも及ぶため、日の作家が和解案を拒否する場合、5月5日までに回答することが求められていた。日ビジュアル著作権協会は、「今回の和解案には日の著作権者、出版関係社の意見がまったく入っていない」

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    molvisp 2009/04/28
  • asahi.com(朝日新聞社):商店街まるごと図書館化計画 古本集め飲食店に 名古屋 - 出版ニュース - BOOK

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    molvisp 2009/04/01
  • asahi.com:江戸の読書熱―自学する読者と書籍流通 [著]鈴木俊幸 - 書評 - BOOK

    江戸の読書熱―自学する読者と書籍流通 [著]鈴木俊幸 [掲載]2007年03月25日 [評者]野口武彦(文芸評論家) ■向学心支えた無名のベストセラー 正直に告白すると、評者は書で大きく取り上げられている江戸時代の漢学独習書『経典余師(けいてんよし)』については何の知識もなかった。 著者は、文学史辞典にも載らず、注目する研究者もほとんどなく、「学芸史・思想史といった学問の視界には入って来なかった」この無名の書物を長い忘却の中から掬(すく)い上げ、あわせて十九世紀日における「知の底上げ」という興味深い事象を掘り下げてゆく。「普通のことは論じにくく、歴史から普通のことが漏れてしまっている」という着眼が非凡である。 『経典余師』は鳥取藩の儒者だった渓(たに)百年の著作。これまでの教授法から大胆に踏み出して、儒学古典を「平ガナニてざつと解く」入門書を刊行した。何よりも「師要(い)らず」(先生不

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    molvisp 2009/02/04