マイコミジャーナルの記事によると、米SanDisk会長兼CEOのEli Harari氏が、「SSD普及の課題はバイト単価よりもアプリケーションの問題が大きい」と指摘しているようです。抜群のアクセス速度を持つことで話題になっているSSDですが、Windows Vistaという思わぬ問題児によって、書き込み寿命の問題がより大きな壁となってしまっている様です。 また同記事によると、「SSDの大容量版製品出荷の遅れの理由にWindows Vistaの存在があり、また問題の対策を行った新型コントローラ搭載の新製品が間もなく登場することを示唆した。」とのことで、来年には解決されるだろうとの見通しとなっています。今後Windows XPの入手性は低下すると予測され、やむを得ずVistaの導入に踏み切らねばならない場面が増えてくるであろうことから、この不具合をどこまでカバーできるのか、期待したいですね。