最高裁で医薬品のネット販売は合法との判断が行われ (/.J 記事)、現時点では事実上の販売解禁になった。しかし、この判断に不満を持っている政治家もいるようだ (NHK ニュースの記事より) 。 自民党の議員連盟は半年程度かけて薬のネット販売に関する新たなルールを作り、改めて規制をかける法律の改正を目指すとのこと。
つい最近、Firefoxの開発途中版であるNightlyに、Gmailなどを利用した際の動作パフォーマンスを向上させる改良がなされた。すぐさま大量のリグレッションバグが報告され、数日で該当コードはバックアウトされたのだが、その中にPerformance regression in 1k+ tab caseというものがあった。内容は、1000個のタブを開くとUIの反応が散漫になり、実質操作不能になるというものだ。 タレコミ子は多くても20個程度しか開かず、周りを見回しても、せいぜい100〜200個程度開いているという人達しか見たことがない。それでもタブを100個開いていると言うと、即ジョーク扱いされていた数年前とは状況が変わってきているように思う。 1000個のタブを開いた状態でも使えるよう設計しておくべきなのか。開かれるタブの数は今後増え続けるのか。スラド民の考えをお聞かせ願いたい。
ローマ法王庁の広報を担当するフェデリコ・ロンバルディ神父は12月21日、何者かが「vatican.xxx」ドメインを取得したとバチカンラジオで発言した(Reutersの記事、CBS Newsの記事)。しかし、これはどうも勘違いだったとのこと。 アダルトサイトによる利用を避けるためローマ法王庁が「vatican.xxx」ドメインを購入したという噂が数日前から流れており、神父の発言はこれを受けてのものだった(CNN Belief Blogの記事、CNN.co.jpの記事)。 以前のストーリーでも紹介したように、「.xxx」ドメインの登録は10月28日まで先行申請期間が設けられており、登録商標と一致するドメイン名がアダルトサイトで使われないように保護するための申請も受け付けていた。ただし、「.xxx」ドメインを管理するICM Registryによれば、「vatican.xxx」は永久除外リストに
HTTP Archiveが人気サイトのWebページを調査した結果によると、現在のWebページの平均サイズは965KBであり、昨年の平均702KBから30%増加したという(HTTP Archive — Trends、ExtremeTechの記事、本家/.)。 Webページが大容量化しているにもかかわらず、Flashコンテンツの平均サイズは昨年と変わらず90KBなのだという。一方、JavaScriptの平均サイズは113KBから172KBに増加しており、HTMLやCSS、画像の平均サイズも大きく増加している。これはFlashからHTML5への移行を示すものといえるだろう。ただし、HTTP Archiveが調査を開始したのは2010年からなので、長期にわたるFlashの利用動向などを読み取ることはできないとのこと。
ナイキから最近発売された新作シューズ「Air Jordan 11 Retro Concord」を巡り18歳の少年が殺されたという話がインターネット上で流れた。Facebook上ではこの件に絡めて物質主義に抗議する声まで挙がっていたが、少年の顔写真付きでまことしやかに伝えられたこの話はデマであることが後に判明した。少年の写真はストックフォトから取られたものであることは、Baltimore Sun紙の古くからの記者Steve Earley氏とJustin Fentinからの指摘で明らかになったそうだ。 クラウドソーシングがもてはやされる今日、古いメディアは「門番」などと揶揄されることもあるが「門に番する者がいること」の意義を感じざるを得ないときもある。大衆の中の一人が誤りに気づいたとしても、それが表にでてくることは非常に難しい。事実関係に疑いの目を向けること自体を無礼な行為とする人々すらいるの
NICTが公開しているNTPサービスで、12月に入ってから連日のようにネットワーク障害が発生しているようだ(NICT公開NTP: 過去の運用情報) NICTは公開NTPサービスをネットワーク系統の異なる2系統(A系、B系)に分けて運用しており、主にB系でネットワーク障害が発生している。A系でのネットワーク障害も数回発生しているが、両系統が同時にダウンした時間帯はない模様。現在のところ、障害に関する詳細情報は発表されていない。
Google Chrome 15がInternet Explorer 8を抜いて、世界トップシェアのWebブラウザになったとのこと。先月末、Chrome 15は23.6%のシェアを獲得したのに対して、IE 8のシェアはこれに及ばず23.5%にとどまった。だがWeb分析を行ったStatCounterによれば、全バージョンのシェアを合わせれば52%と、依然IEが世界シェア1位を維持しているという(本家/.、TECHNOLOG記事)。 ChromeがMozilla Firefoxを抜いて世界シェア2位になったのはつい先月のこと。徐々にシェアをのばしているChormeに対して、IEはシェアを奪われている状態にあるとのこと。
ストーリー by headless 2011年12月18日 16時00分 まさかの日本限定? 部門より Google ChromeのCMにはレディ・ガガやジャスティン・ビーバーが出演し話題になっていたが、今回は日本から初音ミクが起用された(BARKSの記事、ねとらぼの記事)。 CMは大勢のクリエイターによるN次創作を通じて初音ミクが広がっていく様子を1分間にまとめたもの。クレジットは「初音ミク, Virtual Singer」に続き、コラボレーションに参加したクリエイターの名前が目で追えない速度で流れる。クレジットの最後は「Everyone, Creator」で締めくくられ、初音ミクが単一のアーティストではなく、多数のクリエイターによって作り上げられたことを示している。 すでに民放各局で放送されており、年末年始には目にする機会があるだろう。内容的にChromeの宣伝に見えない事と、(Goo
英ケンブリッジ大学は、アイザック・ニュートンの学術資料4,000ページ以上をWebサイトで公開した(Newton Papers、 CNN.co.jpの記事、 Discovery Newsの記事、 本家/.)。 ケンブリッジ大学では同大図書館が所蔵するニュートンの学術資料のデジタル化を2010年に計画し、修復や撮影を進めている。公開された学術資料には手書きのノートや論文、著書などが含まれており、ニュートン自身による手書き注釈入りの「自然哲学の数学的諸原理(プリンキピア)」も閲覧可能だ。来月にはさらに数千ページが公開される予定で、作業はすべての資料がデジタル化されるまで続くとのこと。ニュートンの全資料のデジタル化完了後は、チャールズ・ダーウィンの資料など重要な学術資料をデジタル化していく計画だという。
ストーリー by hylom 2011年12月16日 20時02分 旧IEを無視できる日はいつになる? 部門より Microsoftは2012年1月より、Internet Explorer(IE)の自動アップデートを行うことを発表した(公式ブログ、CNET Japan、本家/.)。 自動アップデートの対象となるOSはWindows XP/Vista/7。それぞれのOSがサポートする最新版(Windows XPではIE8、Windows VistaではIE9)にアップデートされるそうだ。 同社はユーザーに最新かつ安全なWebブラウジングを提供し、悪意あるソフトウェアからユーザーを適切に守ることが目的である説明している。自動アップデートが実行されるのはWindows自動アップデートを有効にしているユーザーのみであり、無効にしてある場合は強制的にアップデートされることはない。また、アップデート後
Moving Picture Experts Group (MPEG) は、使用料不要の新 MPEG 動画圧縮規格として Internet Video Coding (IVC) または Web Video Coding (WebVC) のいずれかを採用する方向で審議を行っているとのこと (プレスリリース、Rob Glidden 氏のブログ記事、本家 /. 記事より) 。 審議中の IVC については、使用料不要の MPEG-1 をベースにした新規格の開発に焦点をおき、MPEG-2 や JPEG などの使用料が発生しない技術を追加することで機能を増幅するのだという。またもう一方の WebVC が採用された場合、H.264/AVC 規格のベースライン・プロファイルに焦点をおくことになるという。
ZDNet の記事で「Firefox が直面している危機」について取り上げられている (海上忍氏のブログ記事より) 。 Firefox のデフォルト検索エンジンには Google が設定されており、これにより Firefox の開発元である Mozilla には Google からのロイヤリティが入る仕組みになっている。ところがこの契約は今年の 11 月で終了することになっている (japan.internet.com の記事) 。 ZDNet の記事によると、この契約の更新作業は難航しているようだ。Mozilla の営業利益の大半は Google からのロイヤリティ収入と見られており、Mozilla にとっては由々しき問題であると言える。ちなみに、TechWave の記事でもこの問題は取り上げられているが、「オープンソースって新しい時代の究極のビジネスモデルとして期待されていたのに、どう
CouchDBやMozillaなどに関わってきた開発者Mikeal Rogers氏が、「Apache(Apahce Software Foundation)は有害ではないか(Apache considered harmful」というブログエントリを記している(日本語要約を紹介する記事)。 数々のオープンソースソフトウェアを支援しているApache Software Foundation(ASF)であるが、設立から10年以上が過ぎてその存在意義は薄れているのでは、むしろ有害ではないか、という論調だ。さらに、現在ではGitHubの登場によりプロジェクトへの貢献が容易になっているとも述べている。さらにASFは傘下にSubversionがあることもあってか、gitをあまり好ましく思っていないのでは、という話もある。 個人的にはASFは単にリポジトリやMLといった開発支援環境を提供するだけでなく、さ
カナダのビクトリア大学で、中国の「ネット工作員」を見分ける研究が行われたそうだ(論文要旨、本家/.)。 中国ではネット上の世論を左右するコメントを投稿することで賃金を得ている人々が存在することが分かっており、インターネットにコメントを溢れさせることから「Internet Water Army」と呼ばれているそうだ。社会的なイベントへの世論を誘導したり、市場を左右したりとその目的は様々であるが、特定の件に関し様々なサイドからこのような活動が行われた際には情報が混乱し、信憑性のある情報が分からなくなってしまうといった状況を生んでしまう。 この研究では研究者ら自身がまずこの「Internet Water Army」として活動し、その仕組みを調査したとのこと。その後中国の大手ウェブポータルサイトSina.com及びSohu.comに寄せられるコメントから、賃金活動による投稿だと考えられるコメントを
先日話題となったドコモのスマートフォン『REGZA Phone T-01D』の不具合による販売停止だが、22日にドコモよりその原因が公表された(プレスリリース、ITmediaの記事、ケータイWatchの記事)。 原因はソフトウェアの不具合とのことで、「電池残量が著しく低下(5%以下)した際、または初回電源投入時に、通信できない事象が発生する場合がある」という。該当するのはREGZA Phone T-01Dを利用する全てのユーザーで、販売台数は約5,200台。ドコモでは来週早々にもソフトウェア更新を提供するとしており、その間の代替機の貸し出し等はドコモショップにご相談くださいとしている。 前回の記事ではいろいろな推測がされていたが、/.J諸氏の予想はあたっただろうか?
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