今年は，鮭の当たり年だそうです。 あちらでも，こちらでも， ナン十匹捕れたとか，メスが沢山捕れたから いくらずくしだとか， 食べ飽きたとか・・・。 さすが北海道ですね！ 鮭は捕るもの， ジャガイモは貰うもの・・・ だそうです。 我が家でも今日は，戴いた鮭を使って 石狩鍋！ しかし・・・ 三枚におろしてあったのは助かったけれど， 切り身にするのも一苦労．．． 我が家の切れない包丁では， いくら格闘しても無理だったので， キッチンばさみでチョキチョキ・・・。 そして，タイムリーでまた買ってしまった， 激安白子や 戴いて食べきれなかったジャガイモなどと 野菜を加えてぐつぐつ．．．。 残った鮭は切り身にして冷凍。 ちゃんちゃん焼きも美味しいよ， と教えていただいたので， 今度挑戦してみよう・・・。 鮭釣り・・・。 楽しそうですね。 皆さんも，北海道へ 鮭釣りに来てみませんか？ 兜沼のキャンプ場でキ

先日のタイムリーイトウでの戦利品！ １００グラム当たり３０円。２４７グラム，７４円という信じられないお値段の白子。 しかも猿払産だから，新鮮だよね？ 普段，あまり料理をしたことのない食材だけど， 早速レシピを検索すると， 白子を使ったグラタンのレシピを見つけ， これなら子供でも食べられるかと， 挑戦してみた。 残りは湯豆腐に。 濃厚で私的には美味しかったけれど， 次男は苦手だった様子。 少量なら御馳走だけど， 二人で食べるには多すぎた。 この次は，どんな掘り出し物に出会えるかしら？

以前，このブログに書いたジャガイモの葉っぱのその後。 花が咲き，葉が枯れ，その根元を掘ると・・・ 小さなジャガイモがころころと出てきました。 土の盛り方が足りなくて， 日に当たってしまったところは青くなってしまったけれど．．． 二株から，これだけのじゃがいもが採れました。 何だか嬉しい・・・！ 今年色々な方から， 沢山のジャガイモを頂いて， 散々食べたジャガイモだけど， どんなお料理にも合うし 料理には欠かせない大切なメンバー。 しかも成長を見届けた我が子のよう・・・ さて，どうやっていただこうかしら？

昨日のこと・・・。 夕方仕事から帰り，スマホを確認すると， 次男からラインが入っていた。 「スタメンが～。 明日の試合中止。」 今日，土曜日は，野球部の練習試合で 猿払まで遠征する予定だった。 けれど天気予報は雨。 そこで昨日のうちに中止が決まったとのこと。 猿払は豊富から車で１時間程のところに在るらしい。 保護者が車を出して連れて行かなくてはならないのだけれど， 私には免許がない。 子供を同乗させて下さる父兄の方には， 部費から交通費としてガソリン代が支給されるので 心配いりませんと，先生はおっしゃってくださいましたが， せめて差し入れを．．．と思い， 会社帰り，自転車で足を延ばして買い物に行っていた。 家に帰ると，次男は既に湯治のバスで温泉に出かけていて， 私は，スマホのラインで翌日の試合の中止を知ったという次第。 もう少し早くラインを確認していたら， わざわざ買い物に行かなくても良か

豊富のスーパー，タイムリーイトウでは， 私には耳慣れない魚介類が並ぶことが多い。 今日は，「シーラ」という白身の魚。 今までは食べ方が分からないし．．．と敬遠していたけど， 最近は，折角だからと 冒険してみることにしている。 以前，怖々料理してみた「おひょう」という魚は， 骨がなくて食べやすく， フランス料理に合いそうな淡白な味わいが結構気に入ったし・・・。 それにしても，猿払産シーラ，５切れ１５０円って， あまりの安さに心配になり， ネットでレシピを検索してみたら， ハワイでは有名な高級魚と書かれている。 高級魚が１５０円？ ムニエルなどがお勧めらしい。 揚げ物が合うのかな？ しかし，生憎小麦粉が無い！ そこで，たっぷりのオリーブオイルで 出来るだけこんがり焼いて塩とバジルで味付けし， さやいんげんを付け合わせに・・・。 メニューはもう一品，キャベツたっぷりのコンソメスープ。 つまみ食い

先週の日曜日、自転車でレティエへ行った帰り道。 先頭を走る長男が、 「こじか公園って、子鹿がいるの？」 と、突然聞くので、 「こじか公園ていう名前の公園でしょ？ 子鹿がいる訳じゃないでしょ！」 と答えると、 「いや・・・ だって、鹿がいるんだけど・・・。」 と言う。 「？？？」 地図に書かれた「こじか公園」という文字を見た時、 そういう名前の小さな広場か何かを、 勝手に想像していたので、 本物の子鹿がいる公園だとは、夢にも考えていなかった。 「本当だ！鹿がいる！」 車道の右方向の奥に「こじか公園」という看板が見え、 柵の向こうに鹿が見え隠れしている。 近くまで行ってみた。 私達が近づくと、２，３匹の鹿が近寄ってきて、 柵に向かって顔を突き出す。 更に近づくと、 近寄って来た鹿の背後にいた沢山の鹿たちが 一斉に逃げ出した。 柵の中は結構広くて、立派な角をはやした大きな鹿もいれば まだ頼りない

この日曜日は、豊富の３６５日の中で、 きっと一番、心地よい一日だったと思う。 からっと晴れ渡った青空が遠く広がり、 太陽の日差しは照りつけるのだけれど、 北の国特有の、ひんやりと冷たい風が吹き付けるので、 爽快そのもの・・・。 家に籠もっているのはもったいないので、 長男の提案で、 森の中の隠れ家的工房、レティエまで 自転車で・・・。 スマホの地図で検索したら、 豊富駅から徒歩１９分という表示。 いや、そんなに近いわけないよね・・・？ レティエが２つあるの？ 行ってみたら、「レティエまで6キロ」 という看板があった。 やっぱり・・・。 道の両側に広がる、緑の牧草地帯。 牧草ロールが転がり、 牧場の名の書かれた剥げた看板。 遥かに霞んで見える利尻富士。 立ち枯れたエゾニュウ。 分岐点から6キロ先の左折地点まで、 風を切って走る。 時折追い越して行く車以外には、 誰にも出会わない。 延々と続く

昨日の朝、たまたまこのブログへのアクセス数を表示したら、 今までの総アクセス数が、ピッタリ2万件だった。 どんな方が、どんな気持ちで読んで下さっていたのか・・・ 当初は、豊富温泉への湯治を考えている方の参考になれば・・・ という思いで書き始めたこのブログだけれど、 ここでの我が家の日常の記録は 果たして誰かの何かの役に立つのかしら？ アトピーで辛い思いをしている人達に、 こんな選択肢もあるよ？ と伝えたかった。 アトピーの症状を改善する方法を探して、探して、 途方に暮れていた頃の私達に、何より伝えたいと思ったから・・・。 勿論、今ある生活を捨てて 一時でも「移住」という選択肢を選べるひとは多くは無いだろうし、 それが最善かどうかは、人それぞれ・・・。 だけど、もしアトピーが悪化して死んでしまいたい・・・ とまで思いつめている人がいるとしたら・・・ それくらいなら、どうか頑張って、 ここまで

初めて豊富を訪れた日から、 今日でちょうど2年となりました。 8月15日。 終戦記念日でもあったのですね・・・。 けれど、2年前のあの日、 その日が何の日かなんて、まるで思い浮かぶ余裕なんてなくて、 アトピーでボロボロの息子を連れて、 初めて訪れる 北の果ての温泉を 必死で目指しました。 それまでも、ありとあらゆる治療法を試しては ほとんど効果はなく、 強い痒みで夜中眠れない息子を擦り続けて、 親子で睡眠不足。 学校からの理解を得られない辛さ。 もしも、ここで効果がなければ、 この先どうやって生きていけば良いんだろう？ どうか少しでも、症状が治まりますように・・・。 祈るような気持ちで、けれど・・・ まさか、1ヶ月と少しで、 あそこまで回復するとは信じられませんでした。 そして、今の彼。 時折、細部が悪化することはあっても、 ツヤツヤの肌からは そんなに重度のアトピーにはとても見えないと

昨日の大雨では、豊富の一部地域にも緊急避難警報が発令されるなど、 激しい雨が降り続きましたが、 一夜明け、今日は夏らしい青空が広がっています。 関東では厳しい猛暑日の予報が流れていますが、 今日の豊富の気温は昼までも１８度。 窓を開けていると、吹き込む風が冷たくて 上着をはおらないと寒いほど・・・。 昨日職場で、地元の方達が 「３５度なんて、想像できないよね？ どんな感じなんだろう？」 という会話をしていましたが、 向こうの人にとっては、 マイナス１０度や２０度という気温の方が 実感出来ないだろうな・・・と。 先週の月曜日、稚内への眼科の通院の日。 コロナの影響で短くなった、次男の夏休みが始まったので、 次男も一緒に耳鼻科へ連れて行きました。 長男と３人で稚内。 その帰り、いつものごとく 帰りの電車は夕方までないので、 昼食後時間を持て余し、 稚内の海沿いにある、サフィールホテル稚内で ケ

私と次男のお気に入りの漫画です。 普段、本を読まない長男ですら、１巻目を読んだら、最新刊まで 一気に読みました。 お気に入り・・・というと、ちょっと語弊があるかな・・・？ だって、単純なハッピーエンドにはならないお話だから・・・。 切なくて、悲しくて、やりきれなくて・・・ だけど、心の奥にほんのりと温かいものが灯るような・・・・ 設定自体は、奇想天外でありえないのだけれど、 一つ一つのエピソードの中には、 現実の世界とも通じる真実も隠れていると感じます。 コタローの、一見無機質にも見える目の表情が、 実はコタローの感情を、とても豊かに現している・・・。 もし、興味を持って頂けたら、 是非読んでみて欲しいから、詳細は書きません。 謎の幼稚園児が、アパートで一人暮らしを始める物語ですが、 それを見守るワケアリの大人たちの目が、 とても温かいのです。 昨今、児童虐待のニュースが取り上げられては、

コロナでのふれあいセンター休館中は、 入浴をひかえ、汲んできた温泉水で体を拭いて対応し、 ふれあいセンター開館後は、 部活を優先して、温泉は週に１，2回に減らしていましたが、 大きく悪化することはなく、 本人は「全然平気！」 と言っていました。 しかし、ここ最近、朝起きると、 膝の裏が痛い、背中が痒い・・・ ということが増えて来て、 見ると、膝の裏が掻き崩して白くなっていました。 豊富に来る以前の状態とは比べ物にならないくらいの些細な掻き傷では ありますが、 2年近く湯治を続けていてのことなので、 温泉からの卒業の難しさを痛感しています。 温泉に入っている間は調子が良い。 驚くほどの温泉の効果。 けれど、それでは、息子は一生ここから離れることが出来なくなってしまいます。 出来れば、高校は選択の幅を広げたいし、 将来は医学部に入って、アトピーを治す医者になりたいと言っている息子。 成長期の今

先週の日曜日、 次男にとっての初めて野球の練習試合がありました。 午前中１試合、午後１試合。 次男の中学の野球部は、１年から３年生合わせても 全員で９人。それに、近くの中学からの２人を合わせた１１人の 混合チームです。 相手チームは、稚内から豊富まで来てくれました。 小学校時代は、熱烈な野球ファンでも、 もっぱら応援専門。 野球初心者の息子。 監督の先生から、試合では、２審をやれと命じられたと、 前日から緊張していました。 「ちゃんと出来るかな・・・」 と、スマホで何やら検索していた様子。 当日は、 豊富には珍しい程の日差しで、 普段はあんなに強く吹付ける風が恋しい程に 穏やか・・・。 見学している私達でさえ汗ばむ中、 子供たちは健闘し、 豊中チームは、見事両試合勝利！ 次男は、午前中は２審を努め、 午後豊中の勝利が確定した最後の回に 初めてのバッターボックスに立たせて貰いました。 体格の

去年の春、 殺風景だった我家の庭に、 小さな青紫の花が ぽつんと顔を出した・・・。 花が咲いてる・・・ ちょっと、嬉しかった。 前に住んでいた人が植えたのか？ 種が飛んできたのか？ 私が植えたわけでもないのに・・・ ちょっと、得した気分。 そして、気がつくと、 小さな庭は、小さな可愛らしい花でいっぱいになっていた。 私の好きな青紫の花・・・。 それから、 チューリップが咲き、 カスミソウが咲き、 フランス菊が咲き、 犬サフランが咲き、 苺がなったこともあった・・・ それから、 それから、 次は何が咲くんだろうと、 わくわく・・・。 私は、草花に詳しくはない。 だから、葉っぱを見ただけでは、 どんな花が咲くのか？ 分からないから・・・ 草だらけになった 自分の庭の 雑草を抜こうと思ったんだけど、 どれが雑草なの？ 今はただの葉っぱでも、 もう少ししたら、可憐な花をつけるかも知れないと思ったら

昨日、教育委員会から電話があり、 放課後の温泉への送迎バスを、 もう一便、追加してくれることになりました。 現在は、小中高校が終わる4時過ぎに、 各学校と、各家庭に、バスが迎えに来てくれているのですが、 部活に出てしまうと、バスに乗れません。 当初、息子は部活３，湯治２の割合で通うと約束していたのですが、 大好きな野球が出来るのが嬉しくて、 ここのところ、殆ど毎日部活を優先していました。 温泉に入らなくても生活出来るようになるのが目標なので、 運動して体力をつけ、温泉に入らなくても大丈夫な期間を伸ばしていきたい、 と考えていましたが、 時折、痒そうにしはじめていることが気になっていました。 「温泉行かなくて大丈夫？」 と聞くと、 「全然大丈夫！」 と答える息子。 部活を休んで温泉へ行きなさいと、言われるのが嫌で、やせ我慢？ けれど、 しばらくぶりに、「どくだみ茶、作ってくれる？」 「お菓子

約２年前の９月に湯治留学の制度を利用することを決心し、 １０月の初めから住民票を移し、 最低限の荷物と共に教員住宅に住み始めました。 当時、放課後温泉への送迎バスを利用していたのは 小学５年生のうちの次男と、子のほしに滞在していた中学生の女の子二人。 親子で移住していたのはうちだけで、ちょっと心細かったのを覚えています。 そして今。 新たに高校生の男の子の母子二組、小学生の女の子の家族が加わり、 更に、子のほしがなくなったために、子のほしを利用していたいた女の子の お母様が移住していらして・・・。 湯治留学を利用する家族が増え、情報交換も出来るようになり、 少し心強くなりました。 移住に際しては、教育委員会の方が、 町営住宅の案内から、仕事探しまで 親身になってくださって、 それそれの資格なども活かしながらスムーズに仕事についています。 湯治留学に限らず、 アトピーの家族に同伴して移住して

ハマナス、ってこんな花だったんだね・・・。 知床の岬に、ハマナスの咲く頃・・・ 知床旅情の歌・・・ あまりにも有名な歌で、 特に好きとか嫌いとか、考えたことなかったけれど・・・ ハマナスの花、イメージとはちょっと違った。 ハマナス・・・ 知床・・・ そうか、この季節の北海道の端っこを思って歌った歌だったんだ。 知床の岬に　ハマナスの咲く頃 思い出しておくれ　俺たちのことを 飲んで騒いで　丘に登れば 遥か国後に　白夜は明ける しみじみ聴くと、 胸に滲みる歌だと、 ここでハマナスに出会って気づいた。 私の耳には、加藤登紀子の歌声が聴こえてくるけれど、 この歌は、 森繁久彌の「オホーツクの船唄」という歌が元になっているという。 何地から　吹きすさぶ　朔北の吹雪よ わたしの胸を刺すように オホーツクは　今日も　海鳴りの中に 明け　暮れてゆく 父祖の地のクナシリに 長い冬の夜が明ける日を 白いカモメ

中学に入ったら、 「野球部に入るんだ！」 と、楽しみにしていた次男。 ところが、入学早々のコロナによる自宅学習で、 部活も延期・・・。 ６月に学校が再開し、 待ちに待った部活が始まった。 当初は、「週に、部活３対温泉２位の割合にしよう・・・」 と相談していたのに、 部活が楽しみで仕方ない彼は、 ここの所、ほとんど部活に行っている。 野球初心者の彼は ユニフォームを持っていなかった。 当分試合は無いから、学校の体操着で良いと言われ 体操着で参加していたけれど、 早く皆のようなユニフォームが着たくて 毎日のようにネットで検索。 どんなものが必要なのか？分からない私は 学校の保護者説明会の後に揃えたかったけど、 彼の熱意に押されて、とりあえず 練習用ユニフォームとソックスとベルトを ネットで注文してみた。 届いた包を大喜びで開封し、 早速試着した彼の写真。 その後開かれた保護者説明会で分かったこ

豊富の６月は寒い。 朝、吹き付ける風に身を縮めながら、自転車のペダルを踏む。 道すがら聴こえてくる・・・ カッコーの鳴き声・・・。 カッコーって、本当に 「カッコー」って、鳴くんだね・・・。 と、子供たち。 うぐいすの鳴き声は聴いたことはあるけど、 生でカッコーの鳴き声を聴いたことはなかった私達家族。 ここで暮らす人達にとっては、 当たり前のこと？ 冷たいけれど、 清々しい空気を お腹いっぱいに吸い込む・・・。 ４月から、 フルタイムで働き出した私の日常の風景。 都会の満員電車に、 無理やり体を押し込めて エネルギーを消費しながら通勤している人たちが味わったら、 何を思うだろう・・・？ むせ返るような緑に包まれて 職場までの道を、 今日も、自転車を漕ぎながら・・・ カッコーの声が響く小道を・・・。