今月6日、秋田市の県動物管理センターで、県内で保護された犬18匹と猫18匹の殺処分の現場に立ち会った。 中には、やつれた体で6匹の子犬に授乳していた母犬もいた。前日まで職員が譲渡先を探したが、見つからなかった。 午前10時過ぎ、操作室で職員がボタンを押すと犬舎の壁が少しずつ動き出した。さっきまで吠え続けていた犬たちは一斉に鳴きやみ、小さなハコの中に追い込まれていく。 「耐えられる?」と加沢敏明所長が心配して声をかけてくれた。「ペットとして飼われていたこの子たちの最期を看取(みと)る責任が人間にはある」。加沢さんの言葉を支えにした。 炭酸ガスが送り込まれ、約20秒で犬たちは意識を失い始め、約50秒後、最後の秋田犬が天を仰ぐように首を持ち上げて、倒れ込んだ。 別室では、あの母犬と子犬たちが麻酔注射による処置を受けていた。成犬は通常、ガスで処分されるが、最期は母子でとの職員の精いっぱいのやさし
『ザ・シールド 〜ルール無用の警察バッジ〜』(原題:The Shield)はアメリカ合衆国の刑事ドラマシリーズ。本国の放送局はFXネットワーク。第1シーズンは、エミー賞ケーブルテレビ部門でもっとも多くのノミネートを受けた。実在した、ロサンゼルスのラムパート区警察のスキャンダルから着想を得ている。シリーズの製作は、ショーン・ライアン、Fox Television Studios、ソニー・ピクチャーズ テレビジョン。なお海外ではPS2・PC向けにゲーム化されている。日本ではCSチャンネルAXNが日本独占で放送した。 ロサンゼルスの架空の都市ファーミントン("the Farm":牧場)を舞台に、ギャング犯罪専門のタスクフォース、「ストライクチーム」の活躍を描く。彼らのホームベースは、教会を改装して作られたファーミントン署、(通称"the Barn":納屋)。彼らは独自の正義感と行動理念で、時には
オバマ大統領はもちろん、先週、日本中で「歪みねぇ」熱狂的歓迎を受けたビリー兄貴も「iPhoneよりイイ!」と絶賛するBlackBerry(関連記事)。日本では2端末目となる「BlackBerry Bold」がいよいよ店頭に登場だ。後半に詳しく紹介するが、量販店での端末の価格は2万8980円と、意欲的な値付けとなっている。 BlackBerry Bold登場は2008年9月にすでに発表されていたため、待ちわびた人もいるのではないだろうか。以前こってりとしたレビューはすでに掲載しているが、今回は写真で前機種に当たるBlackBerry 8707hからどれほど進化したのかを踏まえつつ、正式に決定した戦略的な価格とランニングコストを紹介しよう(関連記事)。 桁違いにカッコよくなったデザイン ここでは左にBlackBerry Boldを右にBlackBerry 8707hを並べて、デザインの進化を見
SOSボタンやトーチライト機能を備えた「EASYHELP」。サイズは123×56×14.9mmで、ボタンが大きく押しやすい。SMSを利用することもできる。 モナコに本社を構えるITTというメーカーは、「EASYproject」というブランドの端末を展示していた。 さながら“海外版らくらくホン&キッズケータイ”といったラインナップで、押しやすい大きなボタンが特徴。通話先を5カ所に限定した端末も用意していた。機能は主に通話のみ、もしくは通話とSMSに限定されており、ネット接続やマルチメディア機能は備えていない。 同社のブースの説明員は「主にエルダー層をターゲットにしている」と、狙いを語った。端末は欧州で販売されている。 通話先を5カ所に限定した「EASY5」。発想はウィルコムの「安心だフォン」に近い。サイズは87×53×22mm。 「EASYUSE」は、あらかじめ登録した4カ所にワンタッチで通
インドネシア・ジャカルタ(Jakarta)の警察署で、押収したポルノ動画収録のビデオCDを燃やす男性(2006年2月9日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/Adek BERRY 【2月13日 AFP】米インターネット小売大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)は13日までに、日本のアダルトPCゲーム「レイプレイ(Rapelay)」を米国アマゾンのサイトから削除したと発表した。 アマゾンは11日夜、アマゾンの米国サイトでこのゲームが販売されているのを発見し、不適切だと判断して製品ページを削除した。このゲームは日本市場向け製品だが、米国のアダルトアニメ専門業者が数点の「新品同様品」をアマゾンで販売していたという。 このゲームを制作した日本のアダルトゲーム・メーカーのイリュージョン(Illusion)は、公式ウェブサイトで、同製品が国内向けであるとの注意文を英語で掲載した。 ま
「メガマフィン」や「ソーセージエッグマフィン」などのマフィンメニュー、メープルシロップ入りのパンケーキを使った「マックグリドル」など、通常メニューとは異なるメニューを揃え、午前10時半までの時間限定で販売されているマクドナルドの「朝マック」。そんな「朝マック」に、新商品「マックホットドッグ クラシック」が追加され、3月6日から全国の店舗で販売されることになった。価格は単品220円。 今回、新メニューとして追加される「マックホットドッグクラシック」は、その名の通りクラシックスタイルのホットドッグメニュー。あらびきのポークソーセージをスチームした胚芽入りのロールパンで挟み、その上にケチャップと粒マスタードレリッシュをトッピングした“王道”メニューだ。 このメニューに、忙しない中でも朝のひとときをホッと演出してくれる「プレミアムローストコーヒー」を合わせても340円と手軽な価格に設定されているが
国内PCメーカー各社が春モデルとして発売した代表的なエントリーノートPCの仕様と価格を、新しい13インチMacBook Whiteと比較してみた。MacBookのコストパフォーマンスが高いが、MacがiLife '09をプリインストールする一方で、量販店向けのWindows機の多くはOffice Personal 2007(SP1)がプリインストールされている、という違いもある アルミユニボディのMacBook上位シリーズがNVIDIAのグラフィックス機能統合型チップセット「GeForce 9400M」を採用することで、「従来に比べて最大6.2倍高速」な3D描画性能をうたっていただけに、価格を11万4800円に据え置いたままのモデルチェンジは、かなり衝撃的といえる。昨年10月に「USで999ドルの最下位モデルが日本だと11万4800円って“1アップルドル”はいったいいくらなんだよ」などとつ
今回ご紹介するのは、アルファックス・コイズミの「スロークッカー ASC-T22」である。スロークッカーとは、弱火またはトロ火のような加熱を長時間行なえる電気鍋。煮込み時間は1~2時間なんて目じゃない。5時間でも6時間でも、その名の通りスローに、じっくりコトコト煮込む料理を得意としている調理器具なのだ。電気で調理するため、立ち消えや吹きこぼれ、焦げ付きがなく、調理中に状態を見張っている必要がないというのもメリットの1つとなっている。 煮込み料理が得意な調理器だが、ほかにも茶碗蒸しのような蒸し料理や、ケーキなどが作れるのがスロークッカーのいいところだ。 以前も当コーナーで3Lまで調理できるクイジナートのスロークッカーをご紹介している。どちらも電気を使い、のんびり煮込みを任せられるスロークッカーとしての基本機能に変わりはないが、クイジナートの製品は容量が最大3Lとなっているのに対して、ASC-T
さまざまなな電源ケーブルがスッキリ 携帯電話やポータブルメディアプレーヤー、ニンテンドーDS、プレイステーション・ポータブル(PSP)など、ここ数年、日々充電が必要な小型のガジェットを複数携えることが普通になってきた。テレビやパソコンのケーブルであれば、それらを製品の後ろに隠すことで嫌というほどあるケーブルを見ないで済むが、先に列挙した小型のガジェットだと、身近なところでサクッと充電したいものだから、目に見えるところにケーブルを放ってしまう。 充電用ケーブルの見た目をどうにかしたい。そんなニーズに応えたのが、岩谷マテリアルの「lessev Mobile Station」。白い容器とグレーで中央に穴があいたシリコンゴムの蓋からなるこの製品、機械らしくいないデザインで、部屋に無難に溶け込むデザインかと思う。 白い容器は中が空洞になっていて、その中に市販の電源タップを入れる。一方、シリコンの蓋に
また、新劇場版の第2部となる「破」の公開日も6月27日に決定した。第2部は、綾波レイと人気を二分するヒロイン、アスカが登場するのが見所。また、第1部はテレビシリーズとほぼ同じストーリーで展開していたが、第2部では「大きくポイントが切りかわる。映像制作も大きく方針を変更。既存素材の流用にこだわらず、完全新作をベースに制作が進められている。誰も見たことのないバトルシーン。“序”で再構築されたはずの事象は土台を失っていったん倒壊し、未来に向けて刷新されていく」という。 なお、新劇場版は全4部作構成となっているが、公開は全3回を予定。第3部「急」と、名称未公開の第4部は同時に公開される予定。 さらに、第2部の前売り特別鑑賞券情報も公開された。3月14日発売で、通常の前売鑑賞券は1,300円。さらに、数量限定の特典付き特別鑑賞券も1,600円で用意。主・キャラクターデザインを担当した貞本義行によるア
「オレたち,マスゴミって呼ばれてるんだぜ,知ってた?」。向かいの席で藤堂さんが言う。もちろん知っている。小心者なので,そのことをいたく気に病んでもいる。 ゴミとか露骨に言われれば,ちょっと口を尖らせて言い訳してみたくもなる。けど,冷静に考えてみればちっとも意味があることではない。そう呼ばれるにはそれなりの理由があるわけで,弁明をしたらその「理由」がなくなるわけでもないだろうし。で,このことについて改めて考えてみることにした。 いらねーんだよ,お前ら まず,「マスゴミ」の意味である。ゴミと言うからには「不要なもの」,つまり,「偉そうにしてるけど,ちっとも役に立たないじゃないか。いらねーんだよ,お前ら」ということか。確かに年末年始のテレビ番組をつらつらと見ていて,「こりゃ,いらんと言われても仕方がないかなぁ」などと思わないでもなかった。一昔前まであったはずの,手の込んだドキュメンタリーや本格ド
「見切り販売」している加盟店の売り場。消費期限が近い商品に半額の値札が張られている 国内1万2千の加盟店を抱えるコンビニ最大手「セブン―イレブン・ジャパン」(東京)の本部が、傘下の加盟店に対する優越的な地位を利用し、店側が弁当などの売れ残りを減らすため値引き販売しようとするのを不当に制限していた疑いがあるとして、公正取引委員会が独占禁止法違反(不公正な取引方法)容疑で同社の調査に乗り出したことがわかった。(高田英) 公取委は昨秋以降、同社本部の聞き取り調査を実施。今月からは加盟店への調査も始めた。今後、排除措置命令などの行政処分を念頭に審査を本格化させる。 同社の店舗は、フランチャイズ契約を結ぶ加盟店と直営店の2種類。加盟店からの収益が全体の7割を占める。 弁当など消費期限が来て廃棄した場合、加盟店側はまずその原価を負担する。コンビニ各社がとっている会計方式では、廃棄が出ても、売れ
2009/02/19 各種Webサイトを監視するPingdomは2月17日、2008年中のSNSサイトのダウンタイムに関する調査データを公表した。対象となったSNSサイトは、Facebook、MySpace、LinkedIn、Twitter、Friendster、LiveJournal、Orkut,、Windows Live Spacesなど15サイト。調査によれば、99.9%以上のアップタイムを達成したサイトはFacebook(99.92%)、MySpace(99.94%)、Classmates.com(99.95%)、Xanga (99.95%)、Imeem(99.95%)の5つのみ。 最もダウンタイムが多かったのはTwitterで、アップタイムは99.04%。ただ、ダウンタイムの84%は2008年前半に集中しており、8月以降は大幅にダウンタイムを減らしているという。 Twitterと
ウィルコムが2009年春モデルとして投入するのが、PHSとしてはじめておサイフケータイに対応する京セラ製「WX340K」だ。2004年に日本初のフルブラウザ搭載機種として発売されて人気となった“京ぽん「AH-K3001V」”から続く京ぽんシリーズとして6モデルとなる機種で、デザイン的にもシンプルでコンパクトな折りたたみ型を継承している。また、FLASHやBluetoothなどに対応したハイエンドモデルだった“京ぽん2「WX310K」”の機能も一部引き継いでおり、久しぶりに高機能モデルを望むユーザーが待ち望んだモデルとなっている。 凹凸のないシンプルな折りたたみ型デザイン ボディカラーはブリリアントホワイト、カンパリレッド、ミッドナイトブラックの3色が用意されており、各色ともに凹凸のないシンプルなデザインで、上質さを感じさせる。特に、レッドとブラックは質感も良いように感じた。 サイズが約48
3週目、上ブロック下ブロックともISO400。レンズは「FA 43mm F1.9 Limited」だ。上ブロックに関しては照明(RIFA)を使っている。また撮影時はカスタムイメージを「鮮やか」にしていたものの、現像時に「人物」へ設定しなおした。上ブロックが当日撮影した初めのカット。かなり寒い日でしかも雨。スタジオの中も暖まっていなかったこともあり、まずストーブの近くから撮ることに。ほかの現場でもよくある話だが、冬場の撮影では、写らないギリギリの範囲にストーブが置いてあったりするものだ。 この連載の写真をJPEGからRAW現像に切り替えてからペンタックスのカメラは扱ってなかったこともあり、今回はじめて「PENTAX PHOTO Laboratory」を触ることになった。右がその編集中の画面だ。後ろに見えているのは「PENTAX PHOTO Browser」。シーンにもよるが、JPEG+RAW
■笠原一輝のユビキタス情報局■ ネットブックブームをPC全体の活性化に繋げるため MicrosoftとIntelがなすべき事 前々回の記事ではWindows 7のSKU構成が、日本のPC市場におけるネットブックの興隆という状況にはマッチしないものであることを指摘した。その後も各所でその議論は盛り上がっているようだが、結局のところフルPCの廉価版という使われ方をしている日本のネットブックと、ネットやメールのみという使い方に限定することでフルPCとの差別化をしたいと考えているMicrosoft/Intelの思惑のずれというのがこうした事態が予想される最大の理由だろう。 こうした状況の中、MicrosoftやIntelはいったい何をしていけばいいのだろうか、そのあたりについて今回は考えていきたい。 ●何度か試みが行なわれその都度消えていった低価格PCの取り組み ネットブックのブームをどう評価する
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く