ブックマーク / www.madisons.jp (8)

  • 殺人博物館〜ジェフリー・ダーマー

    1991年7月22日午後11時30分、ウィスコンシン州ミルウォーキーのダウンタウンでの出来事である。2人の巡査がパトカーで巡回していると、左手首から手錠をぶら下げた黒人の青年が金切り声を上げて飛び出して来た。なんでも若い白人の男にアパートに連れ込まれ、いきなり手錠をかけられたのだと云う。半信半疑だった巡査たちは、彼があまりにも真剣なので、一応そのアパートに行ってみることにした。 その付近一帯はストリップ小屋やゲイ・バーが密集し、売春婦がたむろするいかがわしい場所で、住人もほとんどマイノリティーだった。案内されるままにオックスフォード・アパートメント213号の呼び鈴を鳴らすと、この場所にふさわしくない、大人しそうな男が顔を出した。ジェフリー・ダーマーと名乗るその白人男性は、至って冷静に対応した。 「いや、ほんの冗談のつもりだったんですよ。彼とは酒を飲んでいたんです」 巡査が手錠の鍵を出すよう

    monaken
    monaken 2014/11/19
    読んでて目眩がしてきた
  • 殺人博物館〜子供による殺人

    子供による殺人 ENFANT TERRIBLE 19世紀 コンスタンス・ケント(Constance Kent) トーマス・ウェルズ(Thomas Wells) ジェシー・ポメロイ(Jesse Pomeroy) 1900〜1919 カイエタノ・ゴディーノ(Cayetano Godino) ウィリアム・ネルソン・アダムス(William Nelson Adams) 1920〜1939 ハロルド・ジョーンズ(Harold Jones) ジャック・ヒューイット(Jack Hewitt) エドワード・ボール(Edward Ball) アレクサンダー・メイヤー(Alexander Meyer) 1940〜1959 カークランド&フォスター(Madeline Kirkland & Eileen Foster) ジョン・ストラッフェン(John Straffen) ポーリン・パーカー&ジュリエット・ヒュー

  • THE HILLS HAVE EYES

    monaken
    monaken 2014/05/31
    「この映画には「ジョギリ=宣材にデカデカと描かれたギザギザの刃物」は登場しない。」当時劇場で見て怒りで寝込んだ思い出が…。
  • LA DONNA NEL MONDO

    monaken
    monaken 2014/03/07
    映画自体は50年前の差別と偏見まみれのバカ映画。でもここに描かれる歪んだ描写って今の福島県に向けられてるものと大差ないんだよね。
  • GUALTIERO JACOPETTI

    グァルティエロ・ヤコペッティ GUALTIERO JACOPETTI (1919-) 《監督》 *世界残酷物語(1962) *世界女族物語(1963) *続世界残酷物語(1963) *さらばアフリカ(1966) *ヤコペッティの残酷大陸(1971) *ヤコペッティの大残酷(1975) ヤコペッティはもともとは映画畑の人ではなく、芸能ジャーナリストであった。ゴシップ誌『エスプレッソ』の記者として、フェリーニの『甘い生活』を地で行く生活を送る。写真を見れば判るが、なかなかの二枚目で、数多くの女優と浮名を流すプレイボーイであった。辰っちゃんじゃないが「夜の帝王」だったのである。 そんな彼の映画デビューは体験を行かした「夜もの」だ。『ヨーロッパの夜』(59年)や『世界の夜』(60年)の脚兼ナレーターとしてその腕を磨いた。そして、満を持して発表したのが『世界残酷物語』である。「夜もの」でのノウハウ

    monaken
    monaken 2014/03/07
    やらせドキュメンタリーの祖であるヤコペッティ先生。非科学的で過激で残酷な演出はいろんな意味で今の放射脳さんの元祖でもある偉人。
  • MONDO CANE

    世界残酷物語 MONDO CANE 伊 1962年 91分 監督 グァルティエロ・ヤコペッティ 撮影 アントニオ・クリマティ 音楽 リズ・オルトラーニ もう20年以上も前のこと、水野晴郎解説の「水曜ロードショー」で『世界残酷物語』のプライムタイムにおける最後の放送(今のところの)があった。放送されたのは『世界残酷物語』『世界女族物語』『続世界残酷物語』の3作を編集した「総集編」で、ナレーションはなんとタモリだった。 当時のタモリは「密室芸人」として売り出したばかりだったので、まだまだなかなか面白かった。土人登場のシーンでは、今では決して放送できない大ハナモゲラ語大会で、そのシュールな世界に私は爆笑した。 数日後、読売新聞にこんな投書が載った。 《タモリのナレーションにガッカリ》 先日放送の『世界残酷物語』は、自然の驚異と人間の愚行を考えさせられる見ごたえのあるものでした。しかし、それをタモ

  • 悲惨な世界〜おかしな肉屋

    いつの時代にも怪奇デマ、恐怖デマというやつが流布する。近年では「口裂け女」や「人面犬」「走るばあさん」などが記憶に新しい。「ドラえもんの最終回」にはさすがの私もちょっと震えた。 こうした恐怖デマは戦時に多く発生する。その最も怖い例は、やはり「籠の中」であろう。 夫を戦場に送り出した新はその安否を気づかっていた。或る日、負傷した夫の帰還を告げる通知を受ける。命があればなにより。早くあの人の腕に抱かれたい。心待ちにしていると呼び鈴。すわ、夫の帰宅かと玄関に馳せる新。ガラリ戸を開けると、そこには大きな籠が置かれていた。あらなにかしらこれ。配給ものにしては大きすぎるしと夫人は籠を開ける。 中には手足を切断された夫が入っていた。 ところで、G・オルポートとL・ポストマンの歴史的名著『デマの心理学』には「籠の中」より一枚上手の恐怖デマが紹介されている。 或る小太りの中年婦人が買い物に歩いていると、

    monaken
    monaken 2010/09/11
    ドイツの変態肉屋3人について
  • 最低映画館〜地球最後の男

    地球最後の男 THE LAST MAN ON EARTH 伊=米 1964年 86分 白黒 製作総指揮 サミュエル・Z・アーコフ 監督 シドニー・サルコウ ウバルド・ラゴーナ 原作 リチャード・マシスン 脚 ウィリアム・レイセスター フリオ・M・メノッティ 出演 ヴィンセント・プライス エマ・ダニエリ ジャコモ・ロッシ=スチュアート クリスティ・コートランド フランカ・ベットーヤ 海外ではカルトとして絶大なる支持を得ていても我が国ではほとんど知られていない作品というのが結構あって、その代表格が『恐怖の足跡』と作『地球最後の男』である。『恐怖の足跡』は我が国でも劇場公開はされていたが、作に至っては劇場公開もテレビ放映もされていない。その意味で作は「カルト中のカルト」と云えよう(註1)。 地球に新種の細菌が蔓延し、人類の殆どは死に絶えてしまった。これに感染した者は「吸血鬼」となって蘇り

    monaken
    monaken 2007/11/12
  • 1