博多ラーメンの「替え玉」発祥の地として知られる福岡・長浜(ながはま)地区で、よく似た屋号のラーメン店が今度は三つどもえで営業を始めることになりそうだ。創業半世紀の「元祖長浜屋(や)」、昨年12月開店の「元祖ラーメン長浜家(け)」に続き、三つ目の店は「元祖長浜家(け)」。4月上旬オープンの予定だという。 「元祖長浜屋」の店先には、「現店舗での営業は14日まで」の看板が立てられている。市道の工事で今の場所を立ちのくことになったという。14日は通常通り午後まで営業するが、その後はいったん休業。移転先は同じ長浜地区にあるビル1階で、5月上旬に再オープンする予定だ。 その「元祖長浜屋」からわずか40メートルほどの場所に、新たなラーメン店の開店準備が急ピッチで進んでいる。屋号は「元祖長浜家」になるという。 新しい店の代表は手島崇伺(たかし)さん(28)。手島さんによると、ラーメンの味も値段も注文