疲弊した都会から飛び出して Dorianインタビュー | CINRA
これはさすがに驚いた。七尾旅人とやけのはらが2009年に放ったヒット曲“Rollin' Rollin'”のトラックを手がけたことで注目を集めてから、瞬く間に2010年代を代表するトラックメイカーのひとりとなった男、Dorian。これまでに出したオリジナルアルバムでは、都会的で煌びやかなディスコサウンドと甘いメロディーで、次々とフロアの聴衆を魅了していった彼だが、その前作『studio vacation』からおよそ2年ぶりとなる新作『midori』は、なんとほぼ全編がサンプリングで構築されている、かなりゆったりとしたムードのアルバム。これまでとはかなり趣の異なる摩訶不思議な音像が展開されているのだ。このどこかオーガニックな匂いの漂うチルなサウンドはどんな発想から生まれたものなんだろう？ 特にDorianは近年のシーンにおける80'sサウンドを再定義していく流れを先取りした人でもあるだけに、も
Dorianの2年ぶり新アルバムは『midori』、サンプリング駆使したエキゾチカ | CINRA
Dorianのニューアルバム『midori』が、11月6日にリリースされる。 RolandのMC-909やシンセサイザーなどを駆使したライブをはじめ、やけのはらとのデュオとしても活動するDorian。七尾旅人とやけのはらによる楽曲“Rolli' Rollin'”のアレンジおよびリミックスを手掛けたほか、七尾、やけのはら、DE DE MOUSEやLUVRAW&BTB、ZEN-LA-ROCKらの作品や、コンピレーションやリミックス作品にも参加している。 2011年リリースの『studio vacation』以来、約2年ぶりの新作となる同作では、様々なレコードからのサンプリングを軸にしたサウンドを展開。南国を思わせるエキゾチカやチルアウトミュージック、ハウス、ダブなどの音楽要素を昇華した作品となっている。 Dorian 『midori』（CD） 2013年11月6日発売 価格：2,300円（税込
Dorian Melodies Memories - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング
この、山下達郎の代表作『フォー・ユー』などのジャケットでもお馴染みの、80年代を代表するイラストレーター、鈴木英人のイラスト・タッチを模したドリアンのアルバム・ジャケットを初めて見たときは、これは往年のシティ・ポップへの憧れの情景を描いているのか、それとも彼らの世代による彼らなりのシティ・ポップを新たに獲得したという宣言なのか、そのどちらかなのではないかと、アルバムの内容に期待と不安を入り交じらせた。往年のシティ・ポップといえば、読んでその名の如し、土臭い生活感が滲み出るローカル・コミュニティを基盤とする60～70年代のフォークに相反する形で80年代に拡大した、都会的な享楽を描く歌謡音楽である。戦後の高度経済成長を経てきたことで生まれたこのジャンルは、プロダクションや演奏技術の洗練を背景に、和製AOR（アダルト・オリエンテッド・ロック）とも呼ばれ、高年齢層へと目配せをした結果、現実の写実よ
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DORIAN studio vacation - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング
アナ "TEI (DORIAN Remix)"
あえて変化球に拘る嬢が在籍している風俗
Dorian / Morning Calling
