宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4月13日、2012年7月21日に打ち上げる予定の宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)3号機に関する説明会を実施した。「こうのとり」は、日本が開発した無人宇宙機。その名称の通り、国際宇宙ステーション(ISS)に実験装置や食料などを輸送することを目的としており、今回が3機目の打ち上げとなる。
電気自動車(EV)にコネクテッド(つながる)、自動運転――。新技術を搭載するクルマが続々と登場しているが、大ヒットを記録しているものは少ない。どうすれば普及期に突入できるのか。 「…続き エコカーに「無関心の壁」 米自動車市場の現実 [有料会員限定] EV時代はまだ来ない 現実解は「マイルドHV」
またひとつ宇宙の謎が紐解かれていきますね。 JAXAの発表によると、赤外線天文衛星「あかり」が波長1~4マイクロメートルで空の明るさを観測し、既知の天体では説明できない大きな明るさのむら(揺らぎ)があることを見いだしました。これはビッグバンから約3億年後に宇宙で最初に生まれた星(第一世代の星)の集団に起因するものと考えられ、これまでほとんど知られていなかった宇宙初期における星生成活動の解明に重要な貢献をなすものと考えられています。とのこと。 ビッグバンが起こってから銀河が観測されるようになるまでの数億年間、宇宙の観測は全く無く、「宇宙の暗黒時代」と呼ばれています。しかし今回の「あかり」の活躍によって、この暗黒時代に生まれたと考えられる宇宙最初の星の謎を明かす、重要なデータがとれたそうですよ! あかりはすでに観測運用を終了していて、今までにたくさんの成果を上げてくれました。おつかれさまです、
§ GoogleSatTrack/StarlitNightでの人工衛星軌道要素の取得先を変更 拙作のGoogleSatTrackとStarlitNightで、アメリカ戦略軍, 宇宙統合機能構成部隊, 統合宇宙作戦センター *1が SpaceTrack.com で提供している軌道データを直接取得、再配布する許可が下りました。 わーい!...って何のことだかよく分かりませんね。 「アメリカ戦略軍, 宇宙統合機能構成部隊, 統合宇宙作戦センター」というのは、その名前の通り米軍の組織で、軌道上の物体を追跡監視している組織のことです。かつてはアメリカ宇宙軍(United States Space Command)という名前で知られていました。ここは、軌道が公開されている衛星についてその情報を2行軌道要素(Two Line Elements /TLE)と呼ばれる形式のデータで公表しています。たとえば、
何百回、何千回と見慣れた画面、見間違えるはずもない。すぐにそれが自分の作品だと直感したものの、どうしても信じられなかった。いや、だって、一介のアマチュアプログラマが作ったWebアプリが、ミッションの中でも一番クリティカルな大気圏再突入前のミッションコントロールセンターの画面に映っている*1。これで信じろという方がおかしい。見慣れたアイコン、昼夜境界線、ISS/シャトルの軌道を示す赤いグラウンドトラック、うっすら見える左上の設定アイコン、全部同じだ。でも... そして、すぐに一つの事実に気づいた。いつもは、軌道離脱噴射の終了を見届けた後シャトルのトラッキングを止める。公開されているデータではここから先の軌道を追うことはできない。放っておけば徐々にずれが大きくなる。でも、もし、あそこに映っているのが本当に自分の作品なら、ここで設定を変えるとあの画面からシャトルが消える、そんなことをしていいのか
NASAは4月14日(現地時間)、NASAとGeneral Motorsが共同開発した人間型ロボット「Robonaut2」(以下、R2)を今年9月にスペースシャトル「ディスカバリー」で国際宇宙ステーション(ISS)に送り込むことを発表した。 R2は重さ約136kg(300パウンド)で、頭部、胴体、2本の手と腕から構成される。その手先はまるで人間のようで、人間と同様に道具を扱うことができるようデザインされている。 NASAとGMが共同開発した人間型ロボット「Robonaut2」 道具がつかめたりと、しなやかな手先を持つRobonaut2 NASAは、今回のプロジェクトについて、「次世代のロボットが宇宙と地球で稼働できること、さらに、人間の代わりではなく、宇宙飛行士の同僚として役割を果たせることを実証するもの」としている。 今のところR2はまだプロトタイプの段階にあるため、温度差の激しいスペー
Image credit: NASA 2月1日に発表される米国政府予算案に、オバマ大統領はアメリカ航空宇宙局(NASA)が進めている「コンステレーション計画」のほとんどについて、予算を含めない可能性が高いようだ。これはオーランド・センチネル紙が1月27日に報じたもの。 2004年のブッシュ大統領の新宇宙政策を受け、NASAは現在、コンステレーション計画として、スペースシャトルの後続機となる、次世代有人宇宙船「オリオン」とアレスIロケットの開発を進めている。予定ではスペースシャトルを2010年に退役させ、国際宇宙ステーション(ISS)を2015年頃に廃棄し、アレスIとオリオンを2014年に打ち上げる予定となっている。また、月面有人探査用のアレスVロケットや月面着陸船などの開発も進めており、2020年までに月への有人飛行再開も目指している。 しかし、オバマ大統領の就任後、アメリカ有人宇宙飛行計
【ワシントン=勝田敏彦】米科学誌サイエンスは1日発行の最新号で、米国がアポロ計画以来の月有人探査を行う場合、欧州や日本、カナダに協力を求める方針と報じた。これまでは米国単独で目指すことになっていたが、航空宇宙局(NASA)の財政負担を減らすため、方針を変更した。政権高官の話として伝えた。現実になれば、日本が初めて月有人探査に加わることになる。 報道によると、オバマ政権は、NASAの限られた予算を有効活用するには、開発費用の高騰が指摘される開発中の次世代月ロケットアレス1より、既存の大型ロケットの改良のほうがよいと判断。開発を打ち切る。また欧州や日本、カナダに月着陸船や月面基地の開発を依頼して、NASAの負担を減らす方針だ。 新方針は大統領が12月16日、NASAのボールデン長官に伝達したという。正式発表の時期ははっきりしないが、一般教書演説がある1月末などが想定されている。 日本は昨
なんて煽るとどこかの有名海外ニュースサイトみたいな話に聞こえるが、これ日本の話ね。 柏井勇魚さんはサイエンスファンを自認している。"Junkyard Review"と題したメモの中で、宇宙に関するニュースを多く綴っている。 そんな勇魚さんがGoogleSatTrackという、Google APIを利用して国際宇宙ステーション(ISS)の現在位置を表示するサービスを作り、公開したところ……。 以下は勇魚さんのtwitterからまるっと引用。(上が古く下が新しい発言になるように並び替え。) 勇魚さんおめでとうございます!楽しんできてください!! (追記:23:07)勇魚さんご自身による今回の顛末!
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