Memory ProfilerはMozilla Labsの実験的なプロジェクトの一つで、Webページのメモリ使用状況を調査するツールを提供するものだ。 長い時間にわたってWebブラウザに常駐させておくタイプのWebアプリケーションが増えつつある昨今、こうしたツールに対する需要も高まっているといえるだろう。だが、Atul Varma氏が『Web Application Memory Profiling, Take Two』で説明しているように、今年7月に公開された最初のプロトタイプには次のような欠点があった。 動作が遅い FirefoxのJSヒープ全体を表示していたが、そこにはWeb開発者にとってさほど役に立たないFirefoxの内部オブジェクトがたくさん含まれていた Firefoxがフリーズし、別のブラウザからローカルのWebサーバーにアクセスすることも含め、セットアップがやや大変だった