JSON PointerとJSON PatchにLast Callがかかりました。これで後はIESGが承認すれば、RFCになる事になります。-00の時と比べると変更になっている所も多々あるので、かいつまんで紹介します。 JSON Pointer JSON版XPathといった風情のJSON Pointer。"/"でオブジェクトの階層をたどり、配列の場合は添字でアクセスするというのは変わっていません。ただ、JSON Pointerが"/"をオブジェクトの階層を表す為に使ってしまっているので、そのままだとキーに"/"を含む要素にアクセスできません。これを解決する為に、JSON Pointer中に出てくる"~"は"~0"と符号化し、"/"は"~1"と符号化するというように決められました。 下のような構造のデータがあるとすると、 { "one" : { "a" : 1, "b" : 2, "c" :