スタブを生成せずにRMIを使用する 初期のJavaにおけるRMIを利用した分散アプリケーションでは、通信処理を行うためのスタブ・スケルトンをrmicコマンドを用いて事前に生成しておく必要がありました。スタブはクライアント側に配置し、スケルトンはサーバ側に配置していました。RMIのバージョンが上がって(JRMP1.2)、スケルトンは生成する必要がなくなりましたが、スタブは必要でした。J2SE 1.5からは、スタブの生成も不要になり、実質的には通常のJavaプログラムを作る手順だけでRMIプログラムを作ることができるようになりました。 Helloプログラム Helloサーバのソース 遠隔から呼び出すインタフェース(通称リモート・インタフェース)を定義します。java.rmi.Remoteを継承することと、メソッドは必ずjava.rmi.RemoteExceptionをスローするように定義します