先日の哲学会で、「主体」についてどう考えるのか?という質問が出た。これは、私が、未来を志向性の対象として考えるような立場、または「構成主義」的な立場で問題の解決や意味を考えることを批判したのに対して出されたものである。構成主義的に考えると、真理は構成されるものになるが、そこには構成主体を前提し、またその主体は、構成する意味志向をすでにもっていることになってしまう。これでは、真理発見の意味生成的側面がうまく捉えられないのだ。 私は、構成主義が前提しがちな意味志向主体とかインテンションの主体のようなものは考えないが、だからといって現代思想のはやりにのって「主体」を軽視しようなどとは思わない。むしろ、主体は言語主体として、言語習得に臣従しており、精神分析で言う「象徴界」に臣従するものとして決起するのである。それは象徴界の呼びかけを聴く前に存在しているものではない。象徴界からの呼びかけにこたえるこ
ネット界隈の安倍総理のファンが「反対するなら対案を出せ」と民進党にケチをつけているのを見かけることがある。現状維持も対案ではあるが、共通認識として解決しなければいけない問題があったときに、対案がないのに反対だけ連呼されても困るのは確かだ。民進党が何でも反対だけしているのであれば、やはり政権担当能力は無いと見なすしか無いであろう。しかし報道もされているわけだが、民進党は重要法案に反対するときには対案を出している。 「テロ等準備罪」(「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織的犯罪処罰法改正案)の対案としては、「航空保安法案」と「組織的犯罪処罰法改正案」を出しているし、安倍総理のファンが気にする経済政策も「民進党の経済政策」と言う形で出している。蓮舫代表は人口減少に向き合う姿勢を強調しているし、課税を中心とした財源確保により少子化/高齢化対策を行なうと言うのは不明瞭な方針ではない。また、財源不明と言う事
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